30過ぎてユルカワのほうがイタい!アラサー女の主張
女性も30歳ともなると、社会経験も積んで、個性が前面に出てくる年齢だが、なかには「一体、何があったの!?」とツッコみたくなるような不思議な迷走を始めてしまう女性も少なくない。読者諸兄の周りでもそんな女性を見かけたことがあるのではないだろうか。そんな『狂い始めた女の生態』について迫る!!
◆30過ぎてユルカワのほうがイタい!と気づいて宗旨変え
30歳を過ぎて突然ファッションの傾向が変わる女性も少なくない。
30代になって、急に男受けを気にして露出度の高い服を着始めたという田中今日子さん(仮名・32歳・飲食)もそのひとりだ。
「30代になると、急に周囲がモノトーンの服ばかり着て、体の線を出さなくなったのが残念で。それを見たら『まだ若いんだし、私はもっと出していこう!』と思って。実際、出してみたら男ウケがいいし、モテるようになりました」
確かに「ヤレそう」ではあるが、30代でミニスカ、胸の谷間を強調する姿はややつらいような……。
31歳になった今、何故か大学生のようなファッションに先祖返りしているのが、佐々木麻衣さん(仮名・PR)。
「社会人になりたてのころは大人っぽい格好をしようと無理してたんですけど、もともと私は女のコっぽい格好が好きなので、『チェック・ピンク・レース・ワンピ』ははずせないって気づいたんです。『大人の女性』になるより、『若い女のコ』って思われたいから!」
コンサバ系から、超カジュアル系に宗旨変えしたのが、鈴木千佳さん(仮名・32歳・広告)。
「昔は『地球上のすべての男は結局キレイめ、ユルカワが好き』だと信じ込んでたんですが、28歳のころに、ミニスカにパンクT、ニーハイソックスなんていでたちの、同じ年の女に男を取られちゃって」
男受けを意識しても負けるときは負けるんだと悟った千佳さんは、好き勝手な格好をしようと決意。
「もともと服装が自由な職業なので、今ではヒョウ柄Tにオーバーオールなんて日も。髪も金髪のショートです。30歳すぎてユルカワ系の格好をしてたら、『男受けを意識して生きてきたけどいまだに売れ残ってる』ってアピールしているようで、むしろイタいですよ」
男受けを意識しての突然変異なら、男にとっては入れ食い状態だが、男受けから決別しようという固い意志が伝わってくる女性は難攻不落。見極めが重要だ。
イラスト/ただりえこ
― なぜ女は30歳を境に狂い始めるのか?【3】 ―
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