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常連や店員さんが密かに味わう激ウマな(裏)メニューとは一体?

杓子定規なイメージが強い飲食チェーン店だが、実は細かいニーズに応えてくれる店が少なくない。そんな常連や店員だけが知る『裏メニュー』の驚くべき味とは? 「吉野家やマクドナルド(以下マック)などお馴染みのチェーン店でも、実はちょっとした一言で自分好みに特別注文が可能との情報をキャッチ! 今回、取材班では店員や常連がおすすめする”特注品”を試食し、その秘められたおいしさを完全リポート。まずはお店で注文の風景から! 「えっと、ハンバーガーからケチャップとマスタードを抜いて……」 「お客さま、すみません、もう一度お願いします」  店員さんの表情は明らかに「面倒な客だ」の苦笑い。気づけば、後ろには長蛇の列。裏メニューは基本的に混雑時を避けなければならないことは覚えておきたい。  かくしてこのたびのリサーチで集まったマック、吉野家、スターバックスコーヒー(以下スタバ)3チェーンの裏メニューを数種類ずつ購入。編集部に持ち帰り、みんなで試食を行い一番ウマかったメニューを選出した。まず外食産業を独走するマックでは、前述の「塩バーガー」が絶賛の嵐に!  「マックのパンってこんなにおいしかったっけ?」 「小麦の甘さがよくわかる」  口に広がるのは、バンズが持つ小麦の甘さにビーフパティの香ばしさ。余分なものを排除したことで、素材本来の旨味がハッキリした形に。女性陣からは「ヘルシー志向には最適」なんて声も。  続いては吉野家。タレの味自体は変えられないために、裏メニューも流行の”ちょい足し系”が多い。そんななかで好評価を集めたのが、たまねぎを多めに盛り付けた状態の通称「ねぎだく」。 「タレが染みたたまねぎが多いことで、牛丼に甘味が増している」  お肉のしつこさも消えて、最後まで飽きずに食べられそうだ。  最後のスタバは通称「杏仁フラペ」に。この名称で注文しても通じない場合は、バニラクリームフラペチーノ(460円)を頼み、あとはバニラシロップをアーモンドシロップに変更するべし。 「うわ、本当にシェイク状にした杏仁豆腐を飲んでいるみたい!」  という評価どおり、杏仁そのもの。特に女子陣からは「レギュラーメニューにすればいいのに」と大好評だった。次頁から賛否両論入り交じった驚きの裏メニューの数々をご紹介していく! ◆ねぎだく
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具材のたまねぎを多めに盛り付けた「ねぎだく」は、「つゆだく」などと同じ無料オプションだ。 煮詰めたたまねぎの甘味が広がり、肉とたまねぎの分量の差でかなり印象が変わることを実感 ◆塩バーガー
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もっともオーソドックスなハンバーガー(100円)から、あえてケチャップ、マスタード、 そしてピクルスを抜いてもらう。中身はパティとたまねぎのみに。 物足りない見た目とは裏腹に、塩とコショウの風味で素材のウマさが際立つ ◆杏仁フラペ
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見た目では何味か判断がつかないが、口にした瞬間に杏仁豆腐の香りがはっきりとする。 スタバファンの間ではかなり支持を集める一杯とのこと。むろんメニューにはないため 正式名称ではないが、ファンが多いからか、カップに”AF”とマジックで書く店もある ※吉野家は「並盛」、スターバックスカフェは「トールサイズ」、そのほかのチェーンに関しては「Sサイズ」もしくは「小」の東京での価格を表記 ― チェーン店の(裏)メニューガイド【1】 ―
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