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条例改正案への反対をお願いしたら、ブログに晒された!

いきなり陳情と言われてもピンとこないけど、昨年の青少年健全育成条例改正では多くの漫画家が陳情書を送っているし、実は意外と簡単かも!? 政治参加の一手段でありながら、あまり知られていない陳情の実態を、陳情する側される側、双方の体験からリポート!  昨年12月、自民党の三原まさつぐ都議のブログが炎上した。きっかけは、性表現や暴力表現を含むマンガ・アニメの規制を強化する都の青少年健全育成条例改正案が可決された日の記事。改正案成立は「当然のこと」としたうえで、都議はこんなふうに書いている。 「たくさんの『条例改正反対』の意見が私に寄せられたが、目玉は次の方である。竹下登元首相の孫と称される女性の方だったが、自らも漫画を書くので、『規制強化はしないでほしい』とのことだった。私は最後に『おじいちゃん(竹下元首相)に、過激な漫画をみせたらなんと言うだろうね。おじいちゃんに怒られないかどうか、自己判断して書いてよ』と申し上げておいた」(三原氏公式HPより)  実名こそ出していないが、知らない人でもちょっと検索すれば、DAIGOの姉で少女マンガやBLなどで活躍する影木栄貴氏のことだとわかってしまう。しかも、成人して税金も納めている陳情者を子供扱いするような態度。これに対し、「個人を特定できる形でわざわざ陳情にみえた方を貶める行為はいかがでしょう?」「おじい様の名を出してあしらう不誠実な対応は大変卑怯な行為だと思います」といったコメントが殺到し、大炎上となってしまった。  三原氏は、後日の記事で「1.突然の電話だった。2.竹下元首相の孫で漫画家と称された。3.名前はなのられなかったので不明です。(略)よってお孫さんには面会したこともなく、氏名も何も知らない。『なりすまし』もあるので、逆にご本人からの申し出があれば、削除することにやぶさかではない」と述べているが、「突然の電話だったら、陳情を晒していいんですか」「なりすましの可能性があるなら、ますます駄目ではないですか!」と火に油を注ぐ結果に。  一方、当の影木氏は、自身のブログで「私は『自分も描いてるから規制強化しないでー』とかじゃなく、ちゃんと条例の問題点と思われるものを具体的にお伝えしたつもりです」「都議の方の中には秘書さんも含めてちゃんとお話を聞いてくれる方々もいらっしゃいました」と綴っている。 都議会への陳情が例年の約5倍に!  この条例改正に関しては、影木氏のみならず、多くの漫画家がアクションを起こした。なかでも多かったのが、都議会への陳情書の提出だ。一般に「陳情」というと、議員に直接会って話を聞いてもらうイメージがあるが、法律上、国民に認められた「請願権」の行使は、文書が基本。地方自治法の規定では請願書には議員の紹介が必要だが、そうでないものを陳情として請願に準ずる扱いとしている。  都議会には年間200~300件前後の陳情書が寄せられるが、昨年は1000件を突破。そのうち900件以上が青少年条例改正反対を訴えるものだった。もちろん全部が漫画家によるものではないが、同一案件でこれほどの数が来るのは異例。しかし、改正案は可決された。やはり陳情なんて”やるだけムダ”か!? いやいや、実はそうとも限らぬようで……。 ― 「陳情したらこうなった!」(驚)報告【1】 ―
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