海外滞在経験者でも「かぶれるヤツ」と「そうじゃないヤツ」がいる
―[[外人っぽい言動のウザ人間]研究]―
あなたの周りにもいるはず。生粋日本人のくせに人の発音を直してきたり、自慢げに英字新聞を読む外国人かぶれが……。たとえプチかぶれでも結構、周りをイラ立たせることも!? そんな外国かぶれ言動の数々を一挙ご紹介。あなたはセーフ? リアリィ~?
◆海外経験者を直撃!かぶれるヤツとそうじゃないヤツ
海外滞在経験者でも、明らかに海外ズレしているタイプと、そうでないタイプの2種類いる。この両者の違いを聞いてみた。まずは、アメリカに半年留学経験があり、自ら「アメリカナイズされている」と語る田山徹さん(仮名・27歳)の主張。
「優秀な人材も最新の技術や知識も、全部アメリカに集まるし、行った僕もそれを肌で感じた。だからこそ、僕は情報もモノもスタイルも、極力アメリカからインサイドしてアウトプットしていきたいと思うんです。そりゃあ日本人だから海外生活は苦労しましたよ。それを知らないくせにアメリカナイズされてると言う人はイマジネーションが足りない証拠です!」
とまぁ、中国など新興国に押され気味とはいえ、いまだに世界の中心国はアメリカ。感化されるのも仕方ないのか。一方で幼少時代をカナダで過ごした谷口誠さん(仮名・31歳)は、この意見に否定的だ。
「僕は海外では『アジア人だ』と差別を受ける機会が多かった。学校で『イエロー』と囁かれたり、仲間に入れてもらえなかったり。英語は堪能になっても、結局、日本人は外国人にはなれない。でも、この経験があるから、日本がいかに僕にとって暮らしやすいかを痛感しているので、日本語や日本文化を勉強したりと、日本に染まるようにと努力しました。だからこそ、日本で海外帰りっぽくふるまう日本人の思考は理解できませんね」
「郷に入れば郷に従え」という考えを持っているか否か。この違いが、両者の分かれ目になるのかも。
― [外人っぽい言動のウザ人間]研究【3】 ―
この特集の前回記事
ハッシュタグ