更新日:2012年05月18日 17:25
恋愛・結婚

妖術的メソッドを駆使した年齢不詳の美魔女たちに唖然!

「実年齢よりも若く見られたい!!」……そんな欲望に、どの世代よりも際立って忠実なのがアラフォー世代だ。「美魔女」ブームに乗っかって、彼女たちの欲望の矛先は疑似恋愛やセックスにまでエスカレート! そんなアラフォー女たちの生態に迫った 妖術的メソッドを駆使した年齢不詳の熟女たちに唖然!  最近とみに耳にする「美魔女」なる言葉。これは、魔法使いサリーの成長後を描いたアニメ、ではない。美魔女とは「実年齢よりも若く見える40代前後の女性」を指す造語だ。仕掛けたのは”40代の女性を美しく、幸せにする雑誌”を謳う『美STORY』(光文社)なる雑誌。「年齢を感じさせない外見と、経験に裏打ちされた内面の美しさを兼ね備え、美を維持する努力をしている40代女性」を”美魔女”と定義づけ、同誌は「国民的美魔女コンテスト」まで開催している。昨年11月に催された発表会では、磨き抜かれたドヤフェイスのアラフォー読者モデルたち、美魔界の女王たちが壇上にズラリと並んだ。顧みれば読モブームの黎明期を飾った藤原紀香や米倉涼子らは今、アラフォー世代である。彼女たちの衰えることを知らない容姿を拝んでいると、”40代女子の読者モデル”にスポットが当たることは、なんら奇異なことではない。  また、『美STORY』の定期刊行化とほぼ同時期にスタートしたテレビ番組『魔女たちの22時』(日本テレビ系)においても、年齢と外見とのギャップを感じさせる女性を魔女と呼び、魔術と呼んで大げさではない数々のアンチエイジングの秘策を披露。美魔女ブームの一端を担った。  さらにアラフォーのギャグ漫画家、後藤ユタカさんが美容ルポコミックという新境地を開拓した『デブスおばさんが美魔女になりました。』(ぶんか社)など、数々の魔法めいたエクササイズ、妖術的ダイエットメソッド本がバカ売れしている。家に帰れば妻が骨盤をギシギシ鳴らしながら、”奥様は美魔女”に変身している、そんな時代なのである。  しかし、ブームで火がついた熟女……おっと、美魔女たちの肉欲は遂に暴走。はやりのイケメンカフェや韓流ショップには美魔女世代のヒマ女たちが押し寄せ、華麗臭を撒き散らしているのだった。
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美魔女のバイブル、光文社の女性誌『美STORY』(毎月17日発売)。Tバックあり、セミヌードありと、号を重ねるごとにエスカレート。3月17日発売号では、アイプチ講座やヒラメ顔が見違える3Dメイクなどを特集。まさに狂い咲き!
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「美魔女」たちによる実用書がヒット中。左より、芸能人も御用達の『樫木式カーヴィーダンスで部分やせ!』(樫木裕実・著、学習研究社)、『筋温アップで脂肪燃焼骨盤RPBメソッド』(あめのもりようこ・著、大和書房)。エッセイ漫画『デブスおばさんが美魔女になりました。』(後藤ユタカ・著、ぶんか社)には体験記や情報が満載
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韓流ショップはもちろん、イケメンのいるコンセプトカフェにもアラフォー美魔女が大挙しているという。写真は原宿の某イケメンカフェで会えるという若手俳優の桜野裕己氏。特技はクレープ作りという彼は、ハーフっぽい端正な顔立ちで人気上昇中 ― [美魔女ブーム]でアラフォー女が狂い咲き【1】 ―
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