更新日:2012年11月12日 17:33
恋愛・結婚

女性の心を開く“3S”ほめ言葉とは?

誰しも異性にホメられるのは嫌いじゃない。しかし、問題となるのはその方法。女性相手の場合、一歩間違えると逆効果になるなんてことも……。そんな悩みに応えてか、最近では「ホメ」をテーマにした本も多数出版されている。そこで今回は、「ホメ」に悩む男たちが、関連書籍で紹介されているノウハウをガチンコ実践! 果たして効果のほどはいかに!? ◆同年代アラサーな女性の気難しい心をどうにか開きたい! 【実践したのはこの方】ライターKさん SPA!で記事を書くこと10年目の中堅記者。男子校出身で上下関係の基本を踏まえしっかりと接するが、弱点は同年代のアラサー系。SPA!連載の「アラサーちゃん」を読んではこの年代の気難しさに怯える日々だった
ライターKさん

ライターKさん

 記者経験も長いためコミュニケーション能力は高く、女性扱いも慣れているはず……だった。年上は持ち上げ、年下はフランクにという基本はわかるが、同年代のアラサー女性との距離感、心の開かせ方がわからない! そこで助けを求めた一冊『心をひらく「ほめグセ」の魔法』。小さなホメの積み重ねにより“ポジティブ思考な意識改革”を達成して仕事で恋愛で実を結ぶ!ということらしい。  第一ステップとして、【凄い・さすが・素晴らしいの“3S”のほめ言葉】を口癖に。さながら高級クラブ嬢の相槌でビジネスシーンでは効きそうだが、付き合いの長い女性担当(30歳)に試したら「絶対取材の実践でしょ?」と見透かされ通じず……。続いて日頃から意見の食い違いで衝突を繰り返す妻(29歳)にも【短所を長所に変えて、ほめる】を実行。「君は信念を曲げない強い人間だよね!」と讃えたら「何それ、嫌み?」と結局大喧嘩!  ぐぬぬ、親しい女性には通じぬ戦法か?  いや、俺自身のホメ言葉の少なさも原因かも。そこで【自分が言われて嬉しい言葉を30個書き出し、自分の価値を知り、ボキャブラリーを増やす】で勉強だ。俺が言われたいのは、格好いい、お洒落、筋肉質、チンコ大きい……4つが限界だし、自分で書いてて死ぬほど恥ずかしいぜ! でも、毎日書くことで言葉数が増えてきたような~。  ほかにも【日頃からすいません、を“ありがとう”にすべて言い換える】で、随分とポジティブに。さぁ、前から狙っていた取引先の30歳女性を呼び最終テストだ! まずは【握手と拍手で印象づける】で手を握ったら一瞬ビックリして手を引っ込められたが、【相手を呼ぶ時は下の名前】で一歩踏み込む。前出の3Sに【話を聞く時は笑顔で、大きく頷く】で女性の“聞いてほしい心理”を突き、会話は大盛り上がり。  これはお持ち帰りできる! 【熱意を躊躇わずに伝える】を殺し文句に実践だ。率直に「ヤリたい。ホテルに行かない?」と誘ったら……女性は「もう帰る」とテーブル叩いて大激怒。ち、直球すぎたかなぁ~……。でも本にも【結果は段階を経てやってくる、諦めないことが大切】と書いてあったじゃないか、前向け、オレ! 取材・文・撮影/SPA!「ホメる文法」取材班 ― 女を自在に操る[ホメる文法]の教科書【4】 ―
課題図書
心をひらく「ほめグセ」の魔法

セミナー講師としても人気の一般社団法人日本ほめる達人協会代表の西村貴好氏が88のホメ癖を解説した一冊だ

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