雑学

はんつ遠藤が教える「サイドメニューが凄い店」

料理屋の矜持は、一品入魂。「これがまずければ俺は腹を切る!」と大見えを切るのが正解だ。しかし、そんな店主の気負いをよそに、副業気分で出したサイドメニューが人気を博すケースは多々ある。メインに劣らぬサイドの美味を探ってみた!

◆B級グルメの探究者が語るサイドメニューの魅力

中華そば

店先には和菓子が飾られ、のれんには、誰しも我が目を疑う「和菓子 中華そば」の文字

全国のB級グルメを食べ歩くフードジャーナリスト、はんつ遠藤氏に、意外なサイドメニューを出す店について聞いた。

「有名なサイドメニューは、足立区にある甘味処『日の出屋』のラーメン。入り口は普通の甘味処なんですけど、客はみんなラーメンを食べていて、不思議な空間なんですよ」

はんつ氏によると、地方は“カオス”な店が多いという。

「地方は飲食店自体が少ないこともあり、客の要望に合わせて何でも作る店が多い。コーヒーを飲む客の横でラーメンを食べる客がいるような“喫茶店”は普通です。そういった節操のなさというかカオスなところが、地方の面白さですよね」

はんつ遠藤氏

はんつ遠藤氏

また、サイドメニューがおいしい店にハズレは少ないという。

「サイドメニューに力を入れる店は、店全体のバランスを考えています。そのため、レギュラー料理もおいしいんですよ」

最後にはんつ氏が教えてくれたのは、浅草の中華料理店「あづま」だ。

「ここには、みんなが食べる『あれ』というメニューがあります。どんな料理かは秘密ですが、ぜひ行ってみてください」

甘味処のラーメンから、謎の“あれ”まで、サイドメニューは奥が深い!

【はんつ遠藤氏】
’66年生まれ。テレビ番組や雑誌記事の執筆などを行うフードジャーナリスト。世界各国の料理を研究し、取材件数は6500件を超える

― 人気店の[激旨サイドメニュー]大全【5】 ―

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