世界のトラック&バスが大集合!

アクトロス

アクトロスは、レガシィの“ぶつからないクルマ”の超進化版を搭載。なんと時速90kmから完全停止可能。“ついていくクルマ”機能では、前車が発進すると2秒後に自動発進!

サッカーや野球の日本代表のように、世界に飛び出して活躍する人を“侍”と敬意をこめて呼んだりしますが、クルマの世界、とりわけトラックの分野にも侍がいたりするわけで。アクア並みの燃費性能を誇り、あのポルシェですら市販化していない技術を搭載した侍トラックに乗りに、ポルトガルまで行ってきました 西村直人=文 Text by Nishimura Naoto ⇒【前編】はコチラ「日本が世界に誇るハイブリッドトラックの実力」  ポルトガルまで来たついでに、ダイムラー社の御膝元・ドイツに寄り道して、最新の大型トラクターと48年前の旧型トラックにも試乗した。大型トラクター「アクトロス」は、12.8リッター直噴ディーゼルターボエンジンに12段のセミATを組み合わせ、車両総重量が40トンにもなるボディを、速度リミッターさえ外せば時速140km以上で走らせることができるモンスター。  一方のヘリテージトラック「Hauber」は4.5リッターディーゼルエンジンに4速MTで車両総重量は7.5トン。クラッチペダルはトヨタ「86」の20倍はカタくて、パワステなしだからハンドルも重い。真っ黒な排ガスを出して力強く走るさまはSLのようだ。  さらにハノーファーで開催されている「第64回IAA国際商用車ショー2012」にも参加。今回のトレンドは空力性能を向上させた「エアロボディ」だ。世界一厳しい排出ガス規制のユーロ6が施行されたことを受け、欧州各国の新車の車両価格が軒並み高騰している。クリーンな排出ガスは地球にも人類にもけっこうな話だが、車両価格の高騰は購入する事業者にとっては頭痛の種。そのためメーカーは知恵を絞り、空力性能を向上させることで燃費性能を大幅にアップさせてきたわけだ。  以上、弾丸ツアーの報告でした。 【結論】 排出ガス規制で車両価格が高騰した分を燃料代で回収すべく、ハイブリッド、ディーゼル、デュアルクラッチ、ボディ形状など、あらゆる努力をしている最新トラック。その最先端を走るのが、侍トラックなんです! ― 日本が世界に誇るハイブリッドトラックの実力を見てきた!!【2】 ―
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート