更新日:2013年04月10日 09:06
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うどん帝国・香川県人が熱弁「コシと硬さは別物です!」

今や全国的におなじみとなった讃岐うどん。しかし、それ以外にも全国各地にさまざまなうどんがある。そばよりも地域性が強く、それぞれの土地の人がそれぞれに愛着を持っているうどん。そんなご当地うどんの魅力を熱く語り合っていただきましょう! ◆西日本編
讃岐うどん

讃岐うどん(香川県)

 まずは自ら“うどん県”と名乗る香川県が誇る讃岐うどん。 「言わずもがなですが、讃岐うどんが一番です!! ……って答えないと非県民扱いされて、故郷に帰れません!!」(42歳・男・香川県)と、やはりうどんへの思いは熱い。  そして「うどんはとにかくコシ。香川のうどんは足で踏んでコシを出す。硬さも、硬すぎずやわらかすぎず」という。同じく香川県出身の32歳の男性も「本来のコシと硬いのは別物。『やわらかいのに噛み切るのに力がいる』と表現できるのが本来のコシで、『硬いから噛むのに力がいる』のとは違うんです」。さらにダシは「昔からイリコを使うことが多く、力強いダシになる。麺の強さに負けない強いダシ、そのバランスが讃岐うどんの特徴です」と力説する。  また、福岡県出身の26歳の男性は「両親が香川県生まれなので、家で食べるのは讃岐うどん。うどん自体がうまいから余計なトッピングは不要。香川県からマクドナルドが撤退しているってニュースを見たんですけど、マックも太刀打ちできないほど香川の人は“お昼はうどんで決まり”みたいです。それくらいうどんを愛してますから」って、撤退の真相は定かじゃないけどね。とはいえ、他県民からも「シコシコとした食感、おいしいダシ」「のどごしがいいのとコシがあるところ、いろんな食べ方がある」など讃岐うどんを推す声は多い。  そんななか「讃岐うどん礼賛者はうるさい。うまいうまいとありがたがってるけど、釜玉なんて、ゆでたてに生醤油をかけて生卵で混ぜれば、稲庭うどんやスーパーで売ってるゆでうどんでも普通にうまいし」(40歳・男・千葉県)というアンチ派も。 【讃岐うどん・香川県】 香川県の日常食。太くてコシの強い麺が特徴。セルフ式チェーン店の進出により全国的に知られる存在となった ― 激論!全国[ご当地うどん]バトル【4】 ―
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