外国語はできても、宅配便の送り方は知らない新入社員
―[[2013]新入社員の観察報告]―
上の世代から「ゆとり」と蔑まれ始めているのを見て育ち、中高生時代にはSNSが登場。「ソーシャル」とともに思春期を送ってきた。この4月にやってきたのは、そんな時代を生きてきた若者だ。ソー活が流行し、就活の鉄板ネタは「震災ボランティア」と意識が高そうだが、括りとしては「第3次ゆとり世代」とまだまだゆとり枠。現場からの最新の観察報告をリポート!
<資格大好き ハリボテくん:遭遇率40%>
資格をたくさん持っていたり、外国語がペラペラだったり、無駄にスキルだけは高い。なのに、宅配便の送り方がわからない、漢字が苦手など基本的な常識がないハリボテ状態。せっかく身につけたスキルが宝の持ち腐れになってしまっている。大学のAO入試組にこのパターンが多く、近頃増えている
◆立派なのは履歴書の資格欄だけ
就職難を乗り切るために、たくさんの資格を取り、スキルを磨いている学生は多い。しかし、中には見掛け倒しのハリボテくんも。
「新入社員が宅配便を送る際、名前しか書いていなかったので、住所を書かなきゃ届かないだろ……と指導したらポカンとしていた。聞けば、手紙もロクに出したことがないとのこと。浮世離れにもほどがある! でも、PCの資格を多数保有し、イタリア語はペラペラ」(メーカー・27歳)
さらに、こんな目撃談も。「新入社員に資料のFAXを頼んだが、いっこうに帰ってこない。様子を見に行くと、『送っても送っても、資料が戻ってきてしまうんです』とパニックになっていた。FAXは物質転送機ではありません!」(流通・29歳)
また、グローバル化のせいか、外国語ができても、日本語が苦手という新入社員も。
「語学が堪能なのが自慢の新人が、『この日休みまーす』と言いながらボードに『体』と書いて唖然としました」(メーカー・27歳)
ある意味面白い存在だが、資格と同時に高いプライドも持つ彼ら。「これだからゆとりは」という言葉に敏感で、反発してくるのでご注意を。
取材・文/宮崎智之
― [2013]新入社員の観察報告【5】 ―
―[[2013]新入社員の観察報告]―
この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
新年に立てた目標を今年こそクリア 「行動の習慣化をサポートするアプリ」2選
ビジネスで生き残るには、上司や取引先を驚かす“サプライズ上手”になれ――AI時代のサバイバル術
“AI時代に消える人”の特徴――「やべーよ」と言っているだけで情報を探らない人は危険
意外となかった、24時間レッスン可能の「定額制オンライン英会話」
お金持ちになる生活習慣「通帳を毎日チェックして“お金と対話”する」
「どう責任を取るんですか?」会社の受付に怒鳴り込んできた“見慣れない男女”の衝撃の正体
高学歴の新入社員が2週間で辞めたワケ「研修中は“鋭い質問をする自分”に酔っていた」
「この仕事、向いていない気がします」入社1週間で辞めた新入社員が抱えていた“違和感”の正体
「あんまり遠いのはちょっと…」入社4日目で無断欠勤、そのまま退職した新入社員が抱えた“絶望”の正体
挨拶なし、業務中にスマホ…会長のコネで入社した新入社員が“数か月で消えた”意外な理由




