型落ちデジカメが蘇る!? プロのテク公開
2年前にミラーレス一眼カメラ「SONY NEX-5」を購入したが、昨今、各社からさまざまなミラーレス一眼が登場し、新しいものが欲しくなっている編集M。その理由は、「女子をかわいく撮りたいのに、最近うまく撮れない!」からだ。もうカメラの寿命なのか、と嘆いたところ……。
「何をおっしゃる。まだまだ使えますよ! 確かに型が古ければ、AUTOで撮る場合、ノイズ感が出て、うまく撮れないことが多くなります。ですが、工夫次第で、まだまだ使えます! 最近のカメラはかなり賢いので!」とは、大ヒット写真集『くろタイ女子』のカメラマン岡戸雅樹氏。美女を多数撮ってきたプロに教えを請うて、型落ちのカメラを蘇らせるべし!
Q.窓際の美女を撮りたいけど……逆光!!
※【写真before⇒after】https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=432457
せっかくの美しいお顔が見事な逆光によって台無し! 備え付けのストロボでフラッシュをたいても、どこかチープになってしまう。こういうシチュエーションでうまく撮るにはプロはどうしてるの?
「やはりライトが必要になります。備え付けのストロボでもうまく撮れることはありますが、光が届かない場合は、懐中電灯やLEDライブなどに頼ってみましょう。カメラの設定は、同じくAモード。モニタを見ながら、ライトを当てて撮影します。僕は、廃墟など暗い現場を撮影するときは、夜釣り用の懐中電灯を使ってますね」
どうしてもカメラそのものに頼ってしまいがちだが、こういう身近なものも使えるということか。
「夜のシーンでカメラのノイズが酷い場合、ノイズリダクションをONにして、ノイズを取ることもできます。三脚を使い低感度で長時間露光するともっとよく撮れますが、簡単に直置き固定で撮るのもいいでしょう」
ちなみに、夜景など暗い場所を撮影する場合にもこの手法は応用できる。金銭的に余裕があれば、レンズフィルターを購入するのも手だ。イルミネーションなどの光を強調するクロスフィルターを活用するとキラキラした雰囲気のいい写真が撮れるんだとか。
A.懐中電灯を使って光をプラス!できれば固定する
【岡戸雅樹氏】
グラビアから廃墟まで幅広い撮影をこなす。黒いタイツに特化したフェチ写真集『くろタイ女子』(ミリオン出版)が大ヒット中
― 素人が型落ちデジカメで女子をかわいく撮る方法【2】 ―
『くろタイ女子』 黒タイツ女子たちの一瞬しか見られない濃淡の美を追求 |
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