「PC苦手」と部下に仕事を丸投げな上司にマジギレ
日本のパソコン普及率が70%を超える今、バリバリ働いているはずのアラフォー世代でパソコンを使えないサラリーマンがいまだにいるという。そんなサラリーマンの生態を本人談や目撃証言をもとに解き明かす
◆周りの効率悪化は必至。他人任せ上司に不満爆発!
パソコンが使えなくてもまったく気にすることなく周りを巻き込んで仕事をする人はまだまだいるようで、その目撃証言は後を絶たない。
「支店内で営業成績トップの30代後半の人がいるんですけど、その人はWordやExcelでデータを作ったりすることができないので、『こういう書類作ってくれないかな』って頼ってくるんです。ただ、営業先での人当たりの良さや信頼感で支店内でも重宝されてる。むしろ仕事できるのに、パソコンが使えないなんて可愛いと思えるくらいの人です」(銀行員)という感じでうまくいっているケースもあるが、大半はその使えないっぷりに不満が募っているようだ。
「営業成績のまとめは40代前半の上司が作るはずなのですが、Excelが使えないからって自分に丸投げする。おかげでこちらは深夜まで残業。そのあいだに上司は部長や役員と飲みに行って、ゴマスリをしていて、結構気に入られちゃってるんです。困った状態ですよね……」(食品)や、「45歳の上司が、新しくなったシステムをまったく覚えない。既存のシステムなら使えたようですが、最近はシステムもどんどん新しくなって。アシスタントの女性社員にわからないところをやらせているので、彼女たちからはサービス残業が増えると嫌がられる。しかも、『自分はパソコンが苦手だから』と妙に開き直っちゃって、取引先も仕方ないからって、納期を他の人より長くしてくれてるみたいです。Excelなんて“10年開いてない”って都市伝説みたいに語られてますよ」(電機)という話も。
パソコンが使えないと開き直るのは本人の勝手かもしれないが、他人に業務を押しつけ、迷惑をかけるのはやめていただきたい。
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