最もアベクロ効果の恩恵を受けているのは窃盗業界
アベノミクスが目に見える形で日本経済に期待感を漂わせるなか、違法ビジネスの業界には早くも大量の資金が流入している。今回はより非合法の色合いが濃い分野を見ていこう。
【窃盗業界】
アベクロ効果を最も受けているのが窃盗業界か。高額商品の売れ行き増加に乗じ、高額家電から高級車が狙われている。建築現場が増えることで「現場系窃盗」も再燃。リサイクル業者が盗品専門の窓口を立てる事態に!
【ドラッグ】
覚せい剤の相場は輸入ルートの枯渇で既に上げ止まり、一方で3月の包括規制後も元気な脱法ハーブ業界は「原材料不足」で相場が上がった。今後は円安で増える外国人旅行者向けマーケットの開拓が業界のカギを握る
【JK売春】
所得の高低に関係なく、児童買春男は「趣味のためなら人生を投げる」覚悟でお金を払うので、未成年売春の斡旋価格に変動はない。ブルーカラーの所得増→成人女性の売春価格が上昇し、初めて未成年の価格も上がる
【不動産競売】
アベノミクスで不動産売買が活況となり、塩漬けの競売物件も動き出した。ただし個人投資家の参入で既に相場が上がりすぎており、改正暴対法がヤクザの取引を規制していることが、不良投資家にとってマイナス要因に
【密漁・密輸】
TPP交渉が進み、日本食材の海外需要は高まる一方。そこで既に海外への食材輸出のルートを築いているテキヤ系ヤクザの動きが活発化している。農家・畜産関係への働きかけのみならず、海産物の密漁密輸出も活発化か!?
― アベクロ効果で[地下経済30兆円]の大復活【6】 ―
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