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旧日本軍戦闘機名の大学発アイドルが首都・東京に襲来

「今年こそはテレビ出演を」と意気込みを語る牛嶋教授

「飛燕」「晴嵐」「烈風」――旧日本軍の戦闘機の名前を冠し、大学発のアイドルとして話題となり、日刊SPA!でも直撃した()、全国初のアイドル養成学科を設ける西日本短大(福岡市)が5日、東京でお披露目イベントを行った。 ※詳細はコチラ
https://nikkan-spa.jp/409177
 イベント名は「学科所属アイドルたちの<東京戦争>」。同大学メディアプロモーション学科長の牛嶋徳太朗教授が「ミッドウェー海戦の6月5日に、東京でメディアの壁を超える戦いを起こす」とかねてから発表していたとおり、俳優の哀川翔さん、女剣劇の重鎮・浅香光代さん、AKBの生みの親、秋元康氏の弟さんなど芸能関係者、メディア関係者など大勢が見守るなか、アイドルのたちの戦いの火蓋は切って落とされた。  今回、披露されたのは同学科に所属する20数名の選抜メンバー。いずれもアイドルや歌手、声優、モデル、役者など芸能界入りを目指す「精鋭」たち。ダンスや自作の歌、ラジオドラマのアテレコなどで大いにアピールした。 ⇒【写真】お披露目イベントの様子はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=451792

「前略、道の上より」で激しく踊る7人組ユニット「飛燕」

 7人からなる「飛燕」は哀川翔さんも所属した一世風靡セピアの「前略、道の上より」に乗せ、激しいダンスパフォーマンスを披露。格闘風のアクロバティックな動きを見せると会場から大きな手拍子が湧いた。

双子の姉妹が所属する「晴嵐」の3人は「年下の男の子」を歌った

 3人組の2年生ユニット「晴嵐」はキャンディーズの「年下の男の子」を唄い、懐かしい王道のアイドルパフォーマンスを見せた。  その後、モデルウォーキング、声優志望によるラジオドラマの実演、シンガーソングライター志望による歌の披露と、同大学のカリキュラムの幅広さを裏付ける演目が続いた。  最後は5人組のユニット「烈風」。今どきのアイドルを彷彿させる、激しいダンスとアップテンポなオリジナル楽曲。このパフォーマンスが短大の学科で教えられているとは恐れ入る。

5人組ユニット「烈風」

 牛嶋教授は「いろんなメディアの方に取り上げていただいたが、ひと段落した感がある。今の目標は、取材ではなくて、出演。今年中にどんな手を使ってでも生徒たちをテレビに出す」と意気込んだ。牛嶋教授とアイドルたちの「東京戦争」は始まったばかりである。 <取材・文・撮影/遠藤修哉(本誌)>
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