更新日:2022年12月01日 18:33
スポーツ

スペイン戦はどうなる!? カタール現地のみで放送される「パンダ占い」の的中度

 ついに迎えた大一番。  サッカーW杯カタール・ドーハ大会は、予選リーグの最終節。日本代表は第2戦のコスタリカに敗れ、現地時間12月1日午後10時(日本時間2日午前4時)に行われるスペイン戦に2大会連続の決勝トーナメント進出への望みをかけることとなった。

各国サポーターから叱責。「ドイツ戦は最高だったけど、コスタリカ戦は最悪だったなぁ」

 現地ではコスタリカ戦の敗戦を受け、ドイツ戦で上がりに上がった「日本株」が急落。他国サポーターや街ゆく人から「どうしちゃったんだ、ジャパン?」「ドイツ戦は最高だったけど、コスタリカ戦は最悪だったなぁ」などと、容赦ない意見を頂戴している。  やさぐれた心を静めるべく、記者は連夜の酒場放浪。「酒が飲めない」と言われていたカタールだが、あるとこにはあるもので、外国人が多く集まるホテルには大抵バーがあり、そこでは1杯2000円程度ながら生ビールも。財布と相談しながらチビチビと酒を舐める日が続いている。

外国人向けホテルにはこうしたバーがあり、連日大盛況となっている

 そこで見るのはやはりテレビでのW杯中継。スポーツバースタイルの店内では、生中継で試合がみることができ、他国のサッカーファンとともに、居酒屋談義に花を咲かしている。

試合前に流れるある映像に釘付け

 テレビでの試合の中継の直前、必ず流れる映像がある。それはパンダが今から行われる対戦国の国旗のどちらかを選び、勝敗を当てるというもの。古くは「タコ占い」が有名で、ドイツのマダコ・パウル君が2010年南アフリカ大会のドイツ代表の決勝まで勝敗をすべて的中させたことから、このスタイルの「占い」に人気が集まった。  実はカタール・ドーハには2頭のパンダがいる。W杯開催を記念して、この10月に中国政府から贈られたオスのスハイル(4歳)とメスのソラヤ(3歳)だ。中国は今大会は出場しないが、カタールの天然ガスの主要輸出先で、中国は大会のインフラなどを担っていることもあり、その強固な関係をアピールするものとみられている。
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砂漠で暮らすパンダに会いに行くも叶わず
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