R-30

住宅ローン減税をフルで使う方法

アベクロ相場による好況感にも、不穏な影が忍び寄る今日この頃。節税こそが、リスクをとらず、自分の資産を守るためにできる数少ない手段だ。サラリーマンだからと諦めることなく、できることから今すぐ取りかかるべし!

◆住宅ローン減税を使って年間約30万円の節税!

サラリーマン

“あえて”のローン未完済で多額の還付金をゲット

「共働きの世帯年収600万円のうち、年間約30万円の節税に成功している」と語るのが、SEの遠山智さん(仮名・38歳)。その華麗なる節税方法とは?

「一番効果が大きいのは、住宅ローン減税の還付金。住宅ローン減税は、住宅ローンの年末残高の上限1%が所得税から控除される。現在、ローンの残高は3000万円ほどで、私の所得税分25万円分が年間控除されています」

 しかし、住宅ローンともなれば、利子がついてしまうのでは?

「そこで使えるのが、東京スター銀行のローンとの合わせ技です。東京スター銀行には『預金連動型住宅ローン』という預金額が借入額を上回ると金利が0%になるローンがある。口座にローン返済額より少し多めに預金を入れておけば、多少手数料はかかるもののローンの金利0%で減税控除の1%分は丸儲け。今すぐにでも完済できる貯金残高はあるのですが、減税対象が終わる10年目の年末まではあえて返済せず、終了とともに残りを一括返済する予定です」

 しかし、遠山さんの節税方法はこれにとどまらない。

「副業は年間20万円以下なら確定申告は不要なので、会社にバレない。そこで、一回500円のポスティングバイトを犬の散歩を兼ねてやります。非課税で500円もらえると思うと喜んでできます(笑)。月間1万5000円稼げるうえ、年間の住民税・所得税控除は3万円ほどになる。また、医療費控除のため、医療機関のレシートを必ず保存。病院は定期券内で極力交通費がかかる病院に行き、交通費分をきっちり稼ぎます」

 ちなみに、遠山さん本人の所得税は全額住宅ローン減税で引かれているので、そのほかに関しては奥さんの所得から控除されている。

「ほかにも固定資産税をnanacoのクレジットチャージでコンビニ払い、クレジットカードのポイントで税金を相殺します。固定資産税約20万円に対して3500円ほどですが、これも立派な節税だと思っています」

 世帯年収が遠山さんを超える家庭でここまで徹底すれば、年50万円以上の節税も十分見えてくる。

イラスト/サダ
― 中流サラリーマンは、納税額を圧縮せよ!【2】 ―




おすすめ記事