恐怖! 渋谷はネズミに占拠されていた
週刊SPA!7/16発売号「渋谷で巨大ネズミが異常増殖中」では、深夜の渋谷で記者がネズミ増殖の現場に迫っている。あまりの惨状に記者も驚愕した渋谷の街の「裏」とは?? <取材・文/週刊SPA!編集部>
渋谷で年々、ネズミの異常増殖が深刻化している。
なかでも、特に目撃例が集中するのがセンター街のある宇田川町周辺だ。昨年にはファストフード店内で疾走するネズミが撮影され、画像がネット上で拡散される事態も起きた。都内を中心に業務を行う、害虫駆除業者はこう話す。
「渋谷は今、都内でまちがいなくもっともネズミが多いエリアだと思います。出現するネズミは、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミの3種類いますが、一番多いのはクマネズミです。コイツらは跳躍力、登坂力に優れるから、建物内ならどんな場所でも住むことができる。おまけにドブネズミが掘った巣穴にクマネズミが住むような図太さも持つ。縄張り争いで他種のネズミを圧倒し、現在では一帯を“占拠”している」
過去に渋谷で捕まえた一番のビッグサイズは「体長40cm、子猫ぐらいの大きさだった」というから驚くばかりだ。
「これは都内全体に言える話ですが、クマネズミは年々、右肩上がりで増え続けています。渋谷は餌になる生ゴミも豊富だし、冷暖房はしっかりしているのに老朽化したビルも多いから、繁殖するには最適な環境なんです。今の都会のネズミは人間なんて恐れませんよ。知能が高いし、むしろ『人間のほうが逃げる』と思いこんでいます」
実際に渋谷界隈で話を聞くと、遭遇体験談は山のように聞かれた。
まずは駅や路上で遭遇したというケース。それも薄暗い路地裏などではなく、白昼の渋谷で、だ。
「センター街のコンビニに入ろうとしたら、横のゴミ箱の下に2匹のネズミがいました。横を通りがかったら、こっちに向かって来て、靴の上を通りすぎたんです。大声を出してしまい、周りのから変な目で見られました」(10代・学生)
「道のど真ん中にデカいネズミの死骸が放置されていた。外国人数人が記念撮影をしていて、異様な光景でしたね」(20代・アパレル)
「銀座線からの乗り換えでホームに降りた瞬間、でかいネズミを踏んだことがあります。子猫くらいのサイズでしたよ。地下鉄構内は本当によくいる」(30代・会社員)
百貨店での目撃談も多い。
「夜中に出るんです。装飾品のついた洋服がよく齧られててダメになりますよ。だから仕事あがりには必ずネズミ避けをフロアに置いて帰る」(30代・アパレル)
「毎朝、出勤してから最初の仕事はネズミに囓られたヌイグルミを処分することです。フンがそこらじゅうに落ちていることも多いです」(30代・玩具売場販売員)
果たしてなぜここまでネズミが増殖しているのか? そしていったい街の様子はどうなってるのか?
『週刊SPA!7/23・30合併号(7/16発売)』 表紙の人/SKE48 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
ハッシュタグ