雑学

エナジードリンクの原価はいくら? 効果に差はある?

くられ氏

くられ氏

 猛暑で疲れが溜まるこの季節、エナジードリンクを手に取ってしまう人も多いだろう。

 そんなエナジードリンクの原価。果たしていくらくらいになるのだろうか? その詳細を、サイエンスライターとして活躍するくられ氏が解説してくれた。

「内容物などから推測するとエナジードリンクの原価は1本2円から5円くらいです。もともと清涼飲料水は、利益率が高くヒットが出れば美味しい。特にエナジードリンクは、味の独特さで消費者の受けもよく、開発費も抑えられるので、飲料メーカーにはうってつけの存在だと思います」

 今はさまざまな種類のエナジードリンクがあるが、飲んだときの効果に差はあるのだろうか?

「スッキリする効果がある成分は、薬事法の関係でカフェインしか入っていません。そのカフェイン量も法律で上限が決まっています。味や香料、炭酸の違いはあっても、成分的な差はほとんどありません。カフェイン量は多くてもコーヒー3杯分程度です。でも『エナジードリンクで元気が出る』というプラシーボ効果もあるでしょうから、エナジードリンク好きの人は適度な量で楽しめばいいと思います。低コストで抑えるなら、コーヒー由来のカフェイン錠もありますから、それを使うのもいいでしょう」

 カフェイン錠は100粒で695円。1粒でエナジードリンク約2本分のコストになる。カフェインの摂り過ぎは健康に良くないが、エナジードリンクとなると糖分も気になるし財布にも痛いという人は、カフェイン錠で済ませるのも一つのテかも。

 週刊SPA!7月30日発売号『消費者が知らない[原価のカラクリ]10』では、この他にも回転寿司や「第三の牛乳」などの原価についてリサーチしている。 <取材・文/週刊SPA!編集部>

【くられ氏】
アリエナイ理科の教科書』(三才ブックス)著者。独自の研究で安い牛肉を極上霜降り肉へ変貌させたり、果汁0%のオレンジジュース、独自調合のコーラなど化学の力を駆使してさまざまな「料理」に挑戦している。全国の理系を志す中高生から絶大な支持を得ており、講演なども多数展開

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