更新日:2016年07月26日 17:37
ライフ

行列する人気コースターには1日、何回乗れるか?

やってみたところで特段、役にも立たない。そして決して自分では試してみたくないけれど、日常で何となく気になっているギモンやモヤモヤを解消すべく、体を張って検証。その結果は? ◆富士急ハイランド人気コースター「高飛車」は一日何回乗れるのか? 富士急ハイランド人気コースター「高飛車」 絶叫マシンの聖地・富士急ハイランド。同地の顔である4大コースターは1、2時間待ちもザラ。最新の「高飛車」には一日何回乗れるのか。  当日は朝から小雨がパラつき、夏休み前の平日のため園内は空いている。入場券売り場で並んだ後、9時30分に高飛車へ到着すると、10分強で順番が回ってきた。  スタート直後から、「高飛車」のGが容赦なく襲いかかる。暗闇で回転、加速。気がつけば43mの高さまで垂直に上昇し、121度というギネス認定の傾斜角で一旦停止、そして落下。一発で気分が悪くなる。
昼食

時間短縮のために昼食も並びながら食べたが、おかげで、この後の乗車でひどい目に……

「体調を崩す人も多く、エチケット袋を配布してます」と、売店のお姉さん。もらわないことを祈りつつ、また並ぶ。徐々に人も増え、2回目は40分待ち、3回目の11時10分はこの日最長の70分待ち。これが猛暑日なら、並んだ後に振り回されて吐くのも当然だろう。 ⇒【写真】「順番待ちの列」はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=491319
 午後になると、40分、30分と徐々に列が短くなり、最終受け付けは17時22分。空いていれば時間内に12回は乗れるだろうが、そんな酔狂な人間は誰もいない。「多い人で一日4~5回ですよ」。係員は呆れ顔。  結果は8時間で9回。乗り続けて理解したが、行列に並ぶ疲労度とGに振り回されるダメージは相当大きく、眩暈で何度かグロッギー、休憩を挟まずにはいられなかった。ちなみに「絶叫優先券」を使えば1回1000円で即乗車が可能。体力に自信があれば、だが。 【検証結果】 園内が空いていれば、休み休みでも9回乗車に成功
富士急

一日中行列に並び足が棒になり、座れたと思えば空中で振り回される地獄の一日でした

― バカバカしいことに本気で挑戦してみました【4】 ―
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