デジタル

ポイント戦争は「ネット・カード・通信・流通」業界をも巻き込む

日常生活の至るところに浸透しているポイントサービス。スマホ対応や電子マネーの普及でより身近になったポイントの今後を追った

◆ポイント戦争から業界大再編へ

スマホ,ポイント 共通ポイントをめぐる戦いはスマホを中心に活発になりつつある。ネット陣営によるリアルへの進出が目立った動きだが、今後はさらに状況が変わってくるという。

「各ポイント勢力は宇宙に浮かぶ銀河のようなものです。ネット企業とポイントサービス企業の提携だけでなく、今後はカード・通信・流通など様々な業界が巻き込まれ変化していきます。カード会社は、クレジットカードの決済機能が“カード”からスマホに移るにつれ、OSを握るアップルやグーグルに立場を奪われるかもしれません」(消費生活評論家の岩田昭男氏)

 この大再編成は何をもたらすのだろうか?

「各勢力は、7つの力で比べることができます。ウェブ(PVや利便性)、EC、スマホ、決済、リアル店舗開拓、会員数、ポイントの7点です。ヤフーは、スマホに強く、決済・ECに弱いが、Tポイントとの提携でリアル店舗開拓と会員数を増強しました。楽天は、決済(楽天カードや楽天Edy)やECが強みですが、スマホに弱いです」(同)

 さらに、ポイントを軸に新たな勢力が台頭する可能性も。

「ドコモは圧倒的な会員力とDCMXやおサイフケータイなどの資産をどう組み合わせるか。リクルートは共通ポイントとカードの発行を強化しているところです。ネットで成熟後にリアルに進出してくるでしょう」(同)

取材・文/林 健太
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