アベノミクスに二匹目のどじょうはいるか?
◆“第一波”に乗り遅れた人もまだまだ儲けられる!
芸能人から一般のサラリーマンまでアベノミクスで大儲け!と話題だ。一体、何が起きているのだろうか?
経済評論家の山崎元氏は、次のようにアドバイスする。
「安倍首相の経済政策――アベノミクスはざっくり言うと、インフレ目標を2%に設定し、金融緩和を行うことで円安と株高、不動産高に誘導し、景気をよくして物価を上げるという政策です」
実際のところ、ドルに対して円の価値が約25%下落する円安になり、日経平均株価も8000円から1万5000円台にまで上昇した。
「これだけ日経平均株価が上がっていれば、たいていの株がそれなりに上がっている。誰にでもチャンスはありました。特に、日本株に投資していた人はよほどのことがない限り、儲かっているはずです。うまい下手はあまり関係ありません」
5月下旬には株価が急落したものの、現在は持ち直しつつある。2020年の東京オリンピック開催が決まったことも、プラスに働いた。
「欧米や中国の経済状況などを考えると、心配はあるけれど、投資をするには、まあまあの環境と言えるでしょう。円安と株価の上昇が今後も続く可能性は十分あります」
今回の“波”をつかまえそこねたと、悔しがっている読者もいることだろう。でも、心配無用! まだまだ、チャンスは残っているようだ。さっそくアベノミクス勝者の儲け話に学び、二匹目、三匹目のどじょうを我が手におさめようではないか!
【山崎 元氏】
経済評論家、楽天証券経済研究所客員研究員、(株)マイベンチマーク代表、獨協大学特任教授。『全面改訂 超簡単 お金の運用術』(朝日新書)など著書多数
― アベノミクス勝者がこっそり教える[(秘)儲け話]【1】 ―
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