2014年はゆるキャラならぬ「ゆるパイ」が来る!?
帰省や旅行、出張のおみやげに最適な品は? 有名じゃなくてもいいものはあるはず! てなわけで、お菓子や水産加工品から雑貨まで、ご当地ならではの真の逸品を各県アンテナショップ&専門家がセレクト。これが職場や家族、彼女にウケる“鉄板みやげ”だ!
◆ゆるキャラの次はコレが来る!? 何でもありの“ゆるパイ”に注目!
浜松の定番みやげとして有名なうなぎパイ。それを真似たかのような全国各地のご当地パイを、ゆるキャラならぬ“ゆるパイ”と名付け、収集・研究しているのが、作家・脚本家の藤井青銅氏だ。
「現在確認できているだけで100パイ以上。魚介系だと秋田のはたはたパイ、島根のどじょうパイ、肉系だと名古屋の手羽先パイ、野菜系だと群馬の下仁田ねぎパイなんてのがあります。下仁田ねぎパイは、甘いお菓子なのにねぎの香りがするという(笑)。名古屋のきしめんパイはわりと有名ですけど、よく考えたらパイもきしめんも小麦粉だから“粉イン粉”になっちゃってる。栃木の餃子パイはガーリック粉末入りでニンニク臭がプンプン。そんなふうに、あらゆるご当地食材と自由奔放に……というか、ほとんど思いつきのような気軽さでコラボしてしまうコンセプトのゆるさが魅力ですね」
食材ならまだいいが、すごいのは島根の石見銀山丁銀サブレパイ。
「いくら世界遺産とはいえ、銀山をパイにするという野心的な一品。丁銀をかたどり、色も真っ黒」
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=561543
もちろん銀が入っているわけじゃないけど、コレをおみやげにもらったら、ちょっと驚く。
「おみやげには『味』『その土地らしさ』に加え、『ウケる』というベクトルもあることを忘れてはいけません。この『ウケる』の部分を重要視したのが、ゆるパイです」
’14年はゆるパイが来る!?
― 日本全国[鉄板ご当地みやげ]選手権【5】 ―
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