「ジェネリック家電」で懐に優しく高性能な製品を狙え
―[『隠れ名品』ベストバイ]―
次から次へと発売される新製品のガジェット。欲しいと思いつつも、それらを全部買うことは到底無理。そこで、少ないお小遣いでも大満足できるコスパ抜群な『隠れ名品』をセレクトしてみた
◆ジェネリック(割安)家電<ベストバイ>
このところ「ジェネリック家電」という言葉をよく聞く。厳密な意味でのジェネリックではなく、“割安家電”程度のニュアンスで使われているようだが、その中心となるのが“シンプル機能の家電を中小メーカーが大手より安価に提供しているもの”だ。
「今の時期に必要な暖房器具は、その最たるジャンル。カーボンヒーターなどは大手と中小で価格が倍も違うのに、機能はまったく変わらない。大きく儲かるジャンルじゃないので大手があまり力を入れていないという背景もありますね。YAMAZENやコイズミなどのメーカーは、とくに季節家電に強いことで知られています」(家電ライターの岡安学氏)
AV機器もしかり。
「地デジのみワンチューナーのHDDレコーダー(500GB)の場合、ソニー製品なら3万円以上しますが、バッファロー製品なら1万円台。周辺機器メーカーとしては一流企業ですから、モノには十分信頼が置けますよ」
●YAMAZEN「カーボンヒーター DC-J092」(6980円)
価格は直販サイトより。リビングを暖めるのにも十分な900Wのカーボンヒーターは、大手なら1万3000円はする品。首振りや過熱防止など、機能も遜色なし
●BUFFALO「DVR-1C/500G」(1万0800円)
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=569304
2万円を切る500GBレコーダーにはソニーのnasneがあるが、こちらはゲーム機を仲介させるのが前提。単独で使えるのも本品の強みだ
※価格は記載のない限り2013年12月20日現在「価格コム」調べ
取材・文/SPA!編集部 デザイン/西田周平
― 『隠れ名品』ベストバイ【4】 ―
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