彼女から「アニメキャラになりきってLINEしよう」と言われたら
4/1発売の週刊SPA!に掲載されている『春のLINEバカ事件簿』では、上記のような“身の回りの事件”を多数紹介。未然に防ぐ対処法にも言及している。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
「彼女から強要されるLINEの『半なりチャット』が、えらく疲れるんですよ……」と愚痴をこぼすのは、会社員の内藤隆さん(仮名・24歳)だ。昨今、多くのカップルがLINEで愛を深めているのだろうが、内藤さんとその彼女(20歳)の場合、かなり特殊な会話のキャッチボールがなされているのだとか。
「彼女は俗にいう『腐女子』で、かなりのオタク。僕もアニメとかけっこう見るので、それ自体は全然OKでした。けどある日、『これからはアニメキャラになってLINEしようよ』と言われたんです。なんでも『半なり(半分なりきり)』とかいうらしく、普段の会話を、『そのキャラならこんな感じの話し方になるだろう』という内容にしてやり取りするんです。僕の場合は、幽遊白書の幽助(内藤さん)と蔵馬(彼女)になりきってやらされた。『なんでお前は女キャラじゃないの?』と聞いたら、『そもそも半なりはボーイズラブ要素ありきのものだから』と説明されました……」
わけのわからぬまま、彼女との半なりLINEを始めた内藤さん。彼女からの「ちゃんとキャラの特徴に合わせて!」とのリクエストに応えるため、漫画喫茶で原作を熟読するなどの努力もしたという。
「恋人としての日常会話をすべてキャラでやらないといけない。夕飯に誘うにも、『おい蔵馬、今日メシどうする?』とか送るんです。彼女から『幽助、愛しているよ』とメッセージが来たら『俺もだぜ!』と返信。文章を打ちながら気持ち悪くなりました……」
付き合ってから半年が経った今でも半なりLINEは継続中。ときにはアニメが変わることもあるらしく、「仕事中にうっかり前のキャラで返信したら、彼女にブチ切れられました。気をつけないと」(内藤さん)という。これも愛のなせる業か……。
なお、
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