変幻自在のアイドルユニット・BELLRING少女ハート、主演映画公開でメンバーと監督を直撃!【後編】
2012年に結成され、いま一番勢いのある変幻自在のアイドルユニット「BELLRING少女ハート」【通称:ベルハー、メンバーはTIRA(現在、台湾帰国中)、朝倉みずほ、仲野珠梨、美月友華、宇佐美萌絵、柳沢あやの、カイの7人】が初主演を果たした『BELLRIGN少女ハートの6次元ギャラクシー』が完成。
吉祥寺バウスシアターのクロージング作品としての公開を前に、メンバーの仲野と美月、そして本作でメガホンをとった、『山形スクリーム』『怪談新耳袋 異形』『めめめのくらげ』『ヌイグルマーZ』などの脚本家としても活躍中の継田淳監督の3人を直撃した!
※【前編】はコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/642082
――劇中、自分のシーンで、ここイケてる!と思う場面は?
仲野:え~、ない~。
美月:ゆうは殺人鬼に襲われるビデオ屋さんの場面。怖いな~って感じで歩いてるんですけど、完成した作品観ても、怖いなって自分で思いました。よくできてるなって(笑)。そこは満足してます。
監督:あそこも店長さんとのやりとりが、設定以外のセリフはアドリブなんです。店長役は雑誌「映画秘宝」の編集の田辺さんにやってもらってるんですけど、すごい対決だったなと(笑)。
――仲野さんは?
仲野:えー、どこだろ。
監督:僕から言えば、BUTCHさんのところに4人が羽を広げてポーズを決めて登場するシーンですね。
仲野&美月:あ~!
監督:珠梨ちゃんだけが、ひとりタイミングを間違えて先に手をおろしちゃったんですよ。
仲野:使われないと思ったのに、使われてました……。
監督:あそこは笑いが起きるシーンなので、使わないと! 最高でした。
仲野:じゃあ、そこが私の見どころということで(笑)。
――BUTCHさんといえば、最初のほうにジュースを買いに行くシーンがありますが、あの辺の会話もアドリブですか?
監督:ジュースを買いに行って、BUTCHさんが夢の話をするということ以外はアドリブですね。そのとき、ゆうかちゃんが見た夢を人に言うと正夢にならないんだよって言って。おもしろいなと思って、そこがひとつ作品のポイントになるかもしれないと思って使わせてもらいました。
――ちょっと映画からは外れますが、仲野さんと美月さん、ふたりが今まで実際に見た夢でこんな不思議なものがあったという体験はありますか?
仲野:あります! Twitterに載せようと思ったんですけど、怖すぎてやめた話。結構最近のことで、家の前に首つり自殺した人がいたんですよ! 怖い!!って思って家の中に逃げ込んだら、大きいタヌキの首つり自殺があって!
監督&美月:(爆笑)
仲野:タヌキが自分で首つり自殺して、もう1匹のタヌキが動き回ってるんですよ。首つり自殺が家の外と中にあるんですよ。超怖い!
――美月さんは?
美月:小学校の1年生から6年生までずっと運動会のある日の夜は絶対に運動会の夢を見てました。中学に入ってからも体育祭の日は、体育祭の夢だったし。
――結構、影響されるんですね。
美月:そうなんです。しかも寝言で「赤、がんばれ~!」とか言ってるらしいんですよ(笑)
――ところで、BUTCHさんは宇宙人にさらわれますが、宇宙人はいると思います?
美月:いると思います! 宇宙にはたくさん星があるし、人間だって宇宙人だもん。UFOも絶対にあると思います!
仲野:私、UFO見たことある! 中学校のときに友達の家で、空に飛行機じゃない光が何個もあって。変な動きをしてたんですよ。4人で目撃しました。その中には“ベルハー”のメンバーのみずほもいます。だから間違いないです、宇宙人はいます!
――最後に改めて今回の映画の見どころをお願いします。
仲野:CGがいっぱいあるので、それがすごくおもしろいです。それをぜひ観てください。
美月:ミニチュアとかも可愛いし、ライブのシーンではファンの方にも入ってもらったりして。“ベルハー”って感じの映画です!
監督:“ベルハー”の魅力を味わうアイドル映画ということが第1ですが、同時に“ベルハー”の謎な部分というか、つかみどころのない部分を変に解釈しないで、そのまま真空パックしたつもりでいます。通常の世界観があれれってなる浮遊感みたいなものを楽しんでいただけたら嬉しいですね。
――仲野さんと美月さんは、また映画に出たいですか?
仲野&美月:はい!やりたいです!!
『BELLRIGN少女ハートの6次元ギャラクシー』は5月17日より吉祥寺バウスシアターにてレイトショー上映。真空パックされた“ベルハー”の魅力を味わってみてはいかがだろうか。
●公式HP:http://brsh-movie.com/
⇒【画像】はコチラ https://nikkan-spa.jp/643079/ber9179
<取材・文/望月ふみ 撮影/山田耕司>ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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