風俗で騙されない“優良店”の選び方
―[[風俗のウソ]をすべて暴く!]―
一体、我々はいつまで騙されるのか。風俗利用時に、「話が違う!」と叫びたくなることは頻繁に起きるが、その怒りは“抜かれて”結局うやむやになる……。少しでもいい風俗体験をするため、そんな騙しの手口を徹底糾明する!
◆騙されたくなければ1万8000円~の中流店を選べ
風俗での騙し、騙されは今に始まった話ではないが、「’02 年頃からデリヘルが隆盛になることで、それが加速した」と分析するのは、ソフト・オン・デマンド風俗調査団の代表・金丸伸吾氏だ。同調査団は風俗店の抜き打ちチェックを行い、“ガチンコ・レビュー”をサイトに掲載している。
「それまで主流だった箱ヘルやソープでは、写真を盛っていることがあっても、あまりに写真と違うコが出てくれば店員にすぐクレームを入れることができたんです。しかし、デリヘルでは基本的に店舗の人間とは接触せずに電話のみで済ますので、クレームを入れようにも効果が薄い。その状況を利用し、騙し具合がどんどんエスカレートしていったのです」
ただ、デリヘルの隆盛は悪い影響ばかりではなかったという。
「気軽に風俗で働く女のコは増えましたから、ユーザーの選択肢は広がりました。しかしそれ故に、わかりやすい“当たり嬢”という発想はなくなってきた。『あの店の看板嬢にいこう』ではなく『自分好みの女のコを探そう』と、ユーザーの思考が変化してきたんです。そんな心理が騙される隙を生んでいるわけです」
では、客側としてはどのように優良店を選別すべきなのか?
「あえて風俗雑誌を参考にするという手はありますね。情報サイトもそうですが、自店のコをグラビアなどでプッシュすれば、それなりにお金がかかる。店がお金をかけてでも売り出すコというのは、まず外れはいませんから。それに、広告料をかけられるくらいその店は繁盛しているという、一種の物差しにもなる」
また、金丸氏は「結局、騙されやすいのは安物買いの人」と続ける。
「僕は『1万5000円の店に行くなら、頑張ってプラス3000円しなさい』と言っています。もちろん格安でも優良店はありますが、スタンダードな1万5000円ほどの店を選ぶより1万8000円にした途端、グッとよくなったりする。スケベ心と財布を天秤にかけた結果、安さを選ぶから騙されちゃうんですよ」
【金丸伸吾氏】
SOD風俗調査団代表。サイト「kaku-butsu」(http://fuzoku.sod.co.jp/)で風俗店の調査レビューを展開。現在、同調査団では新規団員も募集中だ
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