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“喧嘩と謝罪”で上司の心を鷲掴み 今や年商6000万円の男たち

謝り上手がゆえに「ピンチをチャンス」に変えてしまうケースは意外に多い。つまり「正しい謝罪力」を磨くことがサクセスへの近道なのだ! “謝り方”のエキスパートを今日から目指そうではないか。

●平本利明さん(仮名・32歳)WEB制作会社代表

 32歳にしてWeb制作会社の代表になった平本さんが謝罪した相手は、当時働いていたITベンチャーの重役(40代)だった。

「2年前の秋、酒の場で僕と同期が口喧嘩になって。同席していた重役の『おまえら外でやれ!』の一喝で、外で殴り合いの喧嘩に発展。数分とたたぬうちに重役が仲裁に入り、『もういいだろ。今日は帰れ』となったわけです」

 同席して飲んだのはこの夜が初。過去には態度が気に入らないという理由で、業界からつまはじきにされた人もいる……との噂もある重役だけに、青ざめた平本さん。翌朝2人がとった謝罪法とは?

「直立不動になり、同時に『申し訳ございませんでした』。続けて『言い訳することはございません』。そして同じ速さで90度の角度で頭を下げる。『頭を上げなさい』と言われるまで微動だにしませんでした」

 それは、北朝鮮のマスゲームのように、一糸乱れぬものだった。すべての行動を2人同時にやり続けることで、相乗効果を狙ったのだ。結果、若いのに骨太なヤツらだ……という評価を得る。それ以降、重役の飲みの席に同席することが増え、毎度のように「コイツら若いのに血気盛んで見どころがあるのよ」といった具合に、10も20も年の離れたIT業界の猛者たちに紹介してくれたという。

 1年前には平本さんと同期とで独立。その際にも「俺が目をかけたヤツには同じように成功してほしい!」と見返りゼロで「1000万円の案件を回してくれました」と平本さん。殴り合いの喧嘩と一糸乱れぬ“謝罪”によって業界の先輩から太い仕事を回してもらい続けた彼らの年商は6000万円超だ。

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