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海外転職では大きく評価される「技術系の資格」

個人が持つスキルを社会的に証明してくれる資格。社会人なら運転免許以外にも何かしらの資格を持っているはず。その資格を生かすも殺すもその人次第ではあるが、“使える資格”は必ず存在するという。この特集では、これから使える資格、そして生かし方を紹介していく。ビジネスで生き残るためにぜひ参考にしてほしい。

◆海外転職で年収ダウンも物価安で生活レベルは向上

<成功実例>金属加工会社⇒タイの機械メーカー
●取得資格…金属製作技能士/実用タイ語検定


タイ 資格を武器に職を海外に求める人もいる。タイの機械メーカーで働く、野口輝明さん(仮名・40歳)は、’10年に当時勤めていた都内の工場をリストラ。その後、タイ在住の友人に「日本人の求人が多く、特に技術系は条件がいい」と聞き、同年末に海外転職したという。

「前の会社では金型や機械加工、溶接などを扱い、それぞれ技能士の資格も業務上の理由から取得していました。国内では転職が有利になるような資格ではないですが、採用してくれたタイの会社ではそれを大きく評価してくれました」

 転職1年目の年収は7万5000バーツ(約250万円)。現在は実用タイ語検定4級を取って現地語で意思疎通が図れるようになったこと、高い技術に裏付けされた仕事ぶりが評価をさらに高め、年収は9万バーツ(約300万円)とアップ。前職の年収430万円には及ばないが、「タイは物価が安く、生活レベルは大幅に上がりましたね。日本にいた頃に比べ収入が倍増したような感覚」と話す。

 手に職を持っているなら思い切って海外で働くのもアリかも。

取材・文/高島昌俊 藤村はるな 小野麻衣子(本誌) イラスト/森宏 アンケート協力/アイオイクス
― 本当に使える[資格&技能]【8】 ―




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