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資格取得で年収アップしたサラリーマンの秘密

個人が持つスキルを社会的に証明してくれる資格。社会人なら運転免許以外にも何かしらの資格を持っているはず。その資格を生かすも殺すもその人次第ではあるが、“使える資格”は必ず存在するという。この特集では、これから使える資格、そして生かし方を紹介していく。ビジネスで生き残るためにぜひ参考にしてほしい。 ◆必要な資格を取って異動願。賃金高の部署で年収アップ! <成功実例>不動産・130万円昇給 ●取得資格…宅建/管理業務主任者 資格取得で年収アップしたサラリーマンの秘密 いくら資格を取っても収入にはあまり反映されない会社員もいるが、大幅な昇給を勝ち取った人もいる。 「ウチの会社は不動産事業がメイン。その関連部署は平均給料が高かったんです。しかし、私がもともと在籍していたのは、不動産とは全然関係のない部署。そこで不動産系の資格を取って、関連部署に異動しようと思ったんです」  そう語るのは、不動産メーカー社員の宇野浩次さん(仮名・41歳)。不動産部門に異動するため、30代後半にして宅建の取得を目指して勉強を始めたという。でも、宅建って不動産会社の社員なら持っていて当たり前の資格では? 「不動産を扱う部署の人間は大体持っていますけど、それ以外の部署だと持ってない社員も多いんです。ただ、宅建がないと社内で肩身が狭く、その辺も資格を取ろうと思った理由のひとつです」  仕事では関係なかったとはいえ、不動産の知識もそれなりに持っており、1年ほど勉強して資格を取得。さらに翌年にはマンション委託契約に欠かせない国家資格の管理業務主任者も取ったそうだ。 「ウチはマンションを販売していますし、この2つの資格があると重宝されるんです。現にダブルライセンス取得後に異動願を出したら、希望していた不動産営業部に異動することができました」  最近まで新築マンションの売れ行きが好調だったこともあり、営業成績にも反映。年収も異動の3年前は550万円だったが、現在は680万円と約24%の昇給。 「同僚からは『その年で資格取ってどうすんの?』とか陰口を叩かれましたが、自分のところと関係のある資格でよかった。けど、これで満足しているわけではありません。今は不動産鑑定士と土地家屋調査士の取得に向けて勉強中。不動産関連のエキスパートになって、もっと収入を増やしたいです」  資格があれば、キャリアを再構築することも可能なのだ。 ― 本当に使える[資格&技能]【5】 ―
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