変わりつつある「デカいスマホはダサい」という風潮
長らく4インチが主流だったスマホも、いよいよ世代交代の季節。大画面ビギナーの違和感を解消し、そのアドバンテージをフルに享受する。大きいことはよいことだ!!
◆スマホは5.5インチ以上がネオスタンダードに!
読者の皆さんは「デカいスマホ」についてどのような印象をお持ちだろうか。筆者は「Galaxy Note2」(5.3インチ)のユーザーであるが、わが愛機はつい先日まで、心ない同僚から「下駄」呼ばわりされていた。
そんな、「デカいスマホはダサい」という風潮も、最近になって変わりつつある。
「当初、5インチ以上のスマホは、スマホとタブレットの中間的な存在として『ファブレット』という造語で呼ばれ、マニア向けのニッチ端末的な扱いでした。ですが、徐々にスマホの選択肢のひとつとして受け入れられるようになり、今年の春夏ごろから『大画面スマホ』という呼び方が定着。業界では誰も『ファブレット』とは呼ばなくなっていますね」(モバイル評論家の法林岳之氏。以下同)
その決定打となったのが「iPhone6 Plus」の登場だ。
「長らく4インチになじんできたiPhoneユーザーの中には、ビッグサイズの端末に抵抗を覚える人もいますが、ある程度スマホを使いこなしたいなら画面は大きいほどいいに決まっている。発売直後は4.7インチの『6』のほうが売れていましたが、徐々に『6 Plus』が巻き返しつつある状態です」
いよいよ大画面スマホ時代の到来というわけだ。
「大画面スマホの普及で、周辺アイテムも活性化していますね。胸のポケットに入れにくい分、スマホはカバンに入れて、スマートウォッチなどのウェアラブル端末でメールや着信を確認する……というスタイルも、今後一般化していくでしょう。ちなみに、個人的に推したいアイテムは、スマホの画面を覆うフリップ式のカバー。カバンに入れておくと画面はすぐ汚れるので重宝しますよ」
<こんなシーンで「大画面」が効く!>
●WebサイトをPC用画面で見たい
●Officeファイルをいじりたい
●手帳のように手書きでメモしたい
●動画配信サービスを楽しみたい
●電子雑誌を読みたい
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