パンも米も、ラーメン食べても痩せる「カーボバックローディング」って?
―[[1週間で痩せる]ヤバい方法]―
英国の大手フィットネス誌『Men’s Fitness』などで特集をされ話題を呼んだダイエット法「カーボバックローディング」。ルールは単純で、朝昼は炭水化物を30g以下に抑え、夕方運動して晩ご飯にグリセミック指数の高い炭水化物を摂る、というものだ。すなわち、ダイエットの大敵である米やパンを食べていいのだ。これなら簡単。いざ、1週間でどれだけ痩せるか実践してみた!
◆炭水化物の摂取時間を筋トレに合わせる<カーボバックローディング>
まず初日の朝は、「朝昼に摂取していい炭水化物30g」の計算から始まった。食パン6枚切りが1枚60gなので半切れ、白米は約2~3口程度かぁ~……。朝昼の摂取量が少ないからか、15時すぎには当然腹がグゥ~っと鳴ってしまう。
夕方すぎにスポーツジムで筋肉トレーニングや有酸素運動を約1時間行い、ルール通りに「夕飯はグリセミック指数(GI値)の高い炭水化物を摂る」。この理由は、高GI食品はエネルギーになるのが早いため、筋トレ前や後に摂ると筋分解と筋肉の炎症を防ぐ。すなわち優先的に筋肉に取り込まれるのだ! ちなみに高GI食品とは食パン、うどん、白米、じゃがいもなど。この日は普通に野菜定食でご飯1杯を平らげた。
◆炭水化物を減らしたらまさか仕事に悪影響が!?
2日目の体重計測で早速0.5kg減っている。昨日の反省点を踏まえ、朝昼は炭水化物30gに抑えつつも、サラダ・スープなどを取り食事量は保つ。しかし、早くも大問題が発生する! やはり炭水化物に含まれるブドウ糖は、脳を動かす原動力だ。朝昼の摂取量が少ないからか、15時すぎには頭がやたらボーッとしてくる……。そして夕方の運動後の炭水化物摂取で血糖値が急激に上がり、疲労感も相まって猛烈な眠気で仮眠……。こ、こんな状態では仕事にならねーじゃねーか!! 予想外の副作用である。
残りの日数はコーヒー等を飲むなどカフェイン摂取し、気合入れて乗り切り、最終結果はマイナス2.2kg。終盤は炭水化物の少なさにも胃腸が慣れてきて、さほどツラさは感じなくなってくる。ただ、頭が働き難いのは相変わらず。日中仕事を持つ男には体重だけではなく職場での評価までも落とすのでは?という印象だった。とはいえ体重は落ちるし、筋肉もつくので、体を鍛えたい人は試してみては?
※より効果を上げたい場合は、1日30g以下という超低炭水化物期をもう数日間続けたほうがいいという説もある
⇒時間調整と筋トレは苦だが減量には成功!!(72.0kg→69.8kg)
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