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岡田斗司夫氏は氷山の一角!? サブカル女子を狙う文化人たち

岡田斗司夫氏は氷山の一角!? サブカル女子を狙う文化人たち 今年1月、ネット上で話題となった「岡田斗司夫愛人騒動」はご存知だろうか。著書多数、オタク界隈では知らぬ者はいないと言われる評論家、オタキングこと岡田斗司夫氏。彼の元愛人を名乗る女性が、彼との肉体関係をTwitter上で暴露したことに端を発し、過去の愛人遍歴や性癖がネット上でバラまかれることになった事件だ。  同氏はこの事件をきかっけに過去自らが「80股」していたことを豪語し、一時期開き直りとも言える態度をとった。だが、その後態度は一変。一連の騒動について謝罪し、最近ではこの炎上経験をもとに新たな評価経済サロンなるものを立ち上げたばかりだ。  本事件を受けTwitter上ではショックを受ける者や「そんなの知ってた」、「騙されてた奴いるの?」など冷静な反応を示す者まで様々だったが、本事件はほかの文化人やネット有名人に思わぬ形で飛び火することとなった。  サブカル界隈にいる文化系女子たちが続々と「私は○○にデートに誘われた」、「○○と2人きりになったら襲われた」などと過去の文化人とのトラブルをTwitterやブログ上で公開するに至ったのである。 ◆あの泡沫候補はセクハラオヤジ!?  サブカル女子の聖地とも言われる東京・新宿にあるロフトプラスワンや有名シェアハウスに足を運び、ネット有名人や文化人と交流することが好きな、ミユさん(仮名・25歳)も「サブカルセクハラ被害者」の一人だった。  昨年、彼女は映画館で開かれたサブカルイベントにて知り合った有名泡沫候補と連絡先を交換し、後日彼が主催するパーティに誘われたのだという。 「『過去に撮り溜めたボクの映像を一挙に公開するから絶対おもしろいよ!』と言われ、面白そうと思いすぐに参加を決めました。でも、呼ばれたのは彼の自宅。今思えば、あの時点で怪しさに気づくべきでした」  ミユさんが呼ばれたのは東京・港区にある彼のタワーマンションだった。メディア上で流布される彼の庶民的な発言やパフォーマンスとのあまりのギャップに彼女は驚いたという。 「タワーマンションの上層階で夜景が見える部屋でした。『イベント』って言われて呼ばれたのに、そこにいたのは私含めて数名だけだったんです」  早速映像を見せてもらえるのかと思ったが、シャンパンで乾杯をしてからもなかなかその瞬間は訪れない。軽い雑談を交わしているうちに時刻は20時を過ぎた。そのとき、ソファで隣に座る彼があきらかに近づいてきていることがわかった。 「最初は単に触れているだけなのかと思ってましたが、その行き過ぎた『ボディタッチ』はエスカレートしてきました。最初は我慢していましたが、それを手で除けるようになって、それでも止まらなくて。あるところで『これはマズい!』と気づいて一緒にいた女友達と逃げ出しました」  ミユさんはこの経験をきかっけにサブカル文化人から個人的に飲みや部屋に誘われた場合、それが身体目的以外の何物でもないことを悟ったのだという。 ◆閉じられた空間だからこそ肉体関係が生まれる  いったい、なぜ彼女たちは文化人に狙われるのだろうか。文化人やサブカルが好きな女性たちは、その人口比から言って一般にはマイノリティに分類される。そのため、東京を中心に形成される「サブカル界隈」に居場所を求めがちになり、またそこにいる「カリスマ」に陶酔しやすい。  これが文化人にとって好都合であることは言うまでもないだろう。他では生きづらく、その一方で自分に(だけ)関心を持ってくれる。こうして閉じられたサブカルコミュニティで文化人が女を求める様は、自分のライバルが現れない以上、綺麗な生態系を形成していたと言えよう。  今回の岡田氏の事件は、ネットがこうした閉じられた生態系を暴露する原因となった。これをきっかけに、サブカル界隈での「やりたい放題」が沈静化していく可能性もあるのかもしれない。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
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