今後の進路は?バイトAKBが劇場公演で契約満了。マネージャー志願のメンバーも【フォトレポート】
2月28日、東京・秋葉原のAKB48劇場にて、バイトAKBによる公演「バイトAKB 素敵な思い出をありがとう公演~最後の本気のバイト、劇場で見てください!!~」が開催された。
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バイトAKBは、時給1000円のアルバイトとしてAKB48の活動を行うグループで、最初で最後の劇場公演をもってメンバーは“契約満了”となった。
公演は、チームBのメンバー自己紹介ソング『ワッショイB!』の替え歌『ワッショイBaito!!』からスタートし、ラストも『ヘビーローテーション』の替え歌『バイトルローテション』で幕を閉じた。その他にも『言い訳Maybe』、『恋するフォーチュンクッキー』など、AKB48のヒット曲を含む充実のセットリスト22曲で、駆けつけたファンを楽しませた。
これまでAKB48の一員として、ライブや握手会をはじめ、CM撮影やグラビアなどの仕事をこなし、昨年末にはメンバー4名が代表して「NHK紅白歌合戦」に出演。まさに“夢のアルバイト”とも言えるバイトAKBの活動は、およそ2か月のレッスンを経て、劇場公演にて締めくくられた。
MCでは、メンバーの鈴木優民が「実は7年前からAKB48劇場に通っていた」と自身のAKB48に対する思いをアピール。それぞれが、憧れの舞台に立つことができた喜びを口にし、なかには感動して涙するメンバーの姿も。
過去にAKB48の4期生メンバーとして活動し、公演曲『てもでもの涙』で柏木由紀とユニットを組んでいた佐伯美香も「メンバーよりもご両親の年齢のほうが近い」と自虐的に語りファンを笑わせていた。
続けて彼女は、正規メンバーとバイトAKBを経験した唯一の存在として「裏で支えてくださるスタッフさんの苦労を知って、本当に感謝しています。どういう道へ進むかはわからないけれど、今までの経験を生かしてマネージャーのお仕事なんかもやってみたい」と告白。彼女が、女優やタレントではない新たなセカンドキャリアを開拓するかもしれない。
当日のバイトAKBには、リハーサルを含む7時間労働でメンバーそれぞれに7000円が支給された。公演の翌日に発表された「第2回 AKB48グループ ドラフト会議(5月10日開催)」の最終候補者には、バイトAKBから11人のメンバー(赤坂美咲、一色嶺奈、荻野由佳、川口真実、日下部愛菜、柴田優衣、清司麗菜、高橋希良、西潟茉莉奈、松岡はな、女鹿椰子)が選出された。
将来が約束されていないアルバイトの立場だからこそ、一瞬にかける初々しさが伝わる公演だった。ここから、新たな才能が芽を出すことを期待したい。
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<セットリスト>
0. Overture
1. ワッショイBaito!!
2. 希望的リフレイン
3. 大声ダイヤモンド
4. BINGO
5. ロマンス、イラネ
6. 君のことが好きだから
7. 言い訳Maybe
8. 10年桜
9. ガラスのI love you
10. キャンディー
11. 制服レジスタンス
12. 奇跡は間に合わない
13. ハート型ウイルス
14. アイドルなんて呼ばないで
15. てもでもの涙
16. RIVER
17. ポニーテールとシュシュ
18. 涙サプライズ!
19. 心のプラカード
~アンコール~
20. 会いたかった
21. 恋するフォーチュンクッキー
22. バイトルローテーション
<取材・文/北村篤裕 撮影/西田周平>
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