「ゲームができればなんでもいい」 シンプルすぎる物件選びの条件
「家なんて寝るだけなんだから、好きなゲームができればなんでもいい」
そう話すのは、大林俊彦さん(仮名)だ。彼の物件選びの条件は、バス・トイレ付きで港区にある勤務先へ乗り換えなしで通勤できる、ということのみ。そのかいあってか格安物件をゲット。とはいえ、かなり手狭なうえに収納もない。だが当の本人は、「まったく問題ありません」と胸を張る。
四畳半のスペースには2台のパソコンやゲームソフトなどで足の踏み場もない。また、部屋の狭さにそぐわない32インチの大型テレビが鎮座している。すべてはゲームのため、である。
「本当に必要なものだけにこだわれば、住める家なんてたくさんあるんですよね」
まさに、合理化を絵に描いたようなライフスタイルだ。
【物件情報】
西新宿徒歩3分 家賃50,000円
築25年の約12平方メートルのワンルーム。リビングは四畳半程度の広さ。収納はないが、ロフトで代用。換気が悪く、朝ウンコをすると夕方まで臭いが部屋に残っているという。上の階には芸人が入居
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