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“ネオ富裕層”が宮古島にメガソーラー発電所を建設。その驚きの錬金術とは?

 年収6億円と、まさにネオ富裕層といった感のある金森重樹氏。さまざまな事業を手掛ける実業家だが、この4月に“大仕事”を成し遂げた。宮古島にメガソーラー発電所を建設、竣工式を行ったのだ。総工費は6億円。銀行からの借り入れをフル活用し、極力、自己資金を抑えたところに妙味はある。

「4月だけで800万円を越えました。単純計算すれば年間1億円です。一方、投じた自己資金は6000万円ほどですから、税金を支払っても1年ちょっとで戻ってくる計算になる。2年目以降は毎年4000万円入ってくるわけで、利回りはとんでもなくいいです」

 銀行借り入れというと金利を重くとらえがちだが、

「経費として計上できるので、2%で借りたとしても実質1%。虎の子を張るより借りて資金効率を上げたほうが全然いい」と金森氏。パフォーマンスの高さにホクホク顔だ。

 とはいえ、ここにたどり着くまでに相応の苦労もあった。

「メガソーラーに着目したのは2年ほど前。ですが、条件のいい土地がほとんどなく、決まりかけた案件が二度も流れました。そんな経緯があって、施工会社が自社で持っていた土地の一部を譲ってくれることになったんです。この出合いが大きかったですね」

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写真中央が金森氏。地元の名士とテープカット

 今でこそ超富裕層となった金森氏だが、お金で大変な苦労をした時期もあった。それゆえ、揺るぎない信条を持っている。

「節約は一生の技術。効果は一生続くので、面倒くさくても習慣づけると大きな武器になります。お金を残したいと考えるなら、まず収入の数分の1で生きて行ける暮らし方を身に着けること。それで、残ったお金を投資に回すのです。高価なものは、税金で減価償却できるようになったら買えばいいんです。ちょっと儲かったからといって高級車や時計を買ったりせず、投資効率のいい案件を探しては実践し続けることが肝ですね」

 株やFXには手を出さず、形があるものに投資するのも金森流だ。

「実体があるものを調べまくって、覚えながら投資していくほうが間違いはないと思う。不動産の現物投資はいい案件だと1年目で手金が回収できるものもあります。タネ銭が少なくても始められるものは探せばあります。行政を味方につけるのも有効。ふるさと納税がその典型で、少し勉強すれば得する制度は結構ある」

 富裕層は1日にしてならず、なのだ。5/12発売の週刊SPA!では「ネオ富裕層の錬金術」という特集を組んでいる。彼らのような猛者たちは現在、どんなビジネスに目を向けているのか? 普通のサラリーマンであっても大いに参考になることだろう。

【金森重樹氏】
東京大学卒業後、ビジネスプロデューサーとして活躍。先物取引の勧誘にハマり、20代で1億2000万円もの借金を背負うも、行政書士や歯科医院経営、不動産投資業で成功を収め、見事完済。現在は太陽光発電事業やホテル再建投資など幅広く事業を展開する

<取材・文/週刊SPA!編集部>

週刊SPA!5/19号(5/12発売)

表紙の人/前田敦子

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