仕事

“親友”という言葉にプレッシャーを感じる 30代からの友達作り

仕事も家庭もこの先「ずっと」を確約はしてくれない。そうなったとき……拠りどころとなる居場所のひとつが友達。大人になってからの友達は、“できる”ものではなく“作るもの”。大人のための友達作りのススメ―― ◆数年来の“知り合い”がつぶやきの積み重ねで友達に昇格
後藤公太さん

「10分でも時間が空けばツイッターをチェック。夜疲れて帰っても、繫がりたいと思いますね」と後藤さん

 人見知りで、初対面から「連絡先交換しよう」と言えない。そんな後藤公太さん(36歳・役者)が、数年前に演劇のワークショップで知り合った人たちとここ1年で改めて急接近。友達と言える関係になったのは、昨夏に始めたツイッターだった。 「メールのやり取りと違って、ポイって言葉を投げると返ってくる気軽さがいい。そういうの軽薄だなーって思いもありながらも、今日の出来事を報告して、リプライが返ってきて、またリプライして。知らないうちに情報交換もできてるんですよね」  30分おきにツイッターをチェック。「なんだか、俺、寂しい人みたい」と自嘲するが、このツールがなければ、ここまで親しくはなれなかったという確信はある。つぶやきが前哨戦となり、それが会ったときのネタになる。    そして3月。東日本大震災――。 「ツイッターで『みんな大丈夫か?』と励まし合って本当に心強かった。あれから確実に、会う頻度が多くなりました」  最近では月に1、2回は集まり、おしゃべりに花を咲かせる。 「くつろげる、居心地のいい関係です。この年になると互いに演技論とかアツい話は面倒。とりとめのない話で時間を重ねていく、その蓄積が大事」 “親友”という言葉にはプレッシャーを感じるという後藤さん。 「友達と親友の線引きはしたくない。“ケンカするのが親友”というのは10代の話で、相手の気持ちを考えて絶妙な距離を保てるのが30代。そう思うと、むしろ友達を作りやすいのかも」 ― 30代になっても「親友は作れた!」実例集【7】 ―
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