『水戸黄門』を終わらせないで!<10万人署名>活動が展開中
『水戸黄門』が42年の歴史に幕を降ろすと発表され、日本列島に激震が走ったのが、今年7月のこと。いよいよ2011年12月12日(月)の放送で完結し、12月19日(月)19:00からの2時間スペシャルで、本当に終了となる。
これを受けて、9月から「継続希望」の署名活動を行っているのが、水戸のボランティア団体「水戸黄門漫遊一座」(通称:水戸黄門愛好会)である。水戸黄門愛好会は13年前に誕生し、黄門さま一行のコスチュームで、全国のイベントに登場したり老人ホームを慰問したり、という活動を続けている。
座長の高島繁正さんは、「『水戸黄門』を楽しみにしている全国のおじいちゃん、おばあちゃんや、お孫さんのためにも、黄門さまの旅を終わらせてはなりません!」と意気込む。
署名の目標は10万人。10月下旬時点ではまだ3万5000人だが、全国から熱いメッセージが寄せられているという。
集めた署名は、TBSとスポンサー企業に提出する予定だ。もし街頭で、黄門さま姿で署名を集めている人たちを見かけたら、きっと愛好会の方々である。
『水戸黄門』の番組HPの掲示板にも、「やめないで!」「年何度かの特番でもいいから続けてほしい」といった書き込みから、番組の改革案まで、書き込みが溢れている。署名活動の成果で、いつかまた黄門さまの新たな旅が始まるだろうか。
<署名方法>
「水戸黄門漫遊一座」HPの「お知らせ」内にある署名用紙をプリントして、署名したのち愛好会まで郵送のこと。
http://mitokoumon.main.jp/index.html
〒310-0905
茨城県水戸市石川1-4045-3 水戸黄門愛好会 事務所
第二次締切り:2012年3月31日(土)
週刊SPA!11/8発売号の特集「ニッチなデモ&署名活動の熱い主張」は、この「水戸黄門存続署名」ほか、「新宿ベルク営業継続」や「(八百長疑惑で解雇された)モンゴル力士・蒼国来の土俵復帰」「アニメ『おジャ魔女どれみ』復活希望」などの活動を取材した。ニッチでも自分にとって大切な問題に声を上げることから、すべては始まるのかもしれない。
文/週刊SPA!編集部
『週刊SPA!11/15号(11/8発売)』 表紙の人/山田 優 電子雑誌版も発売中! 詳細・購入はこちらから ※バックナンバーもいつでも買って、すぐ読める! |
ハッシュタグ