園子温 本人の耳に届いた「とんでもない噂」とは?
先日、女優・神楽坂恵との婚約を発表したばかりの映画監督・園子温。映画『恋の罪』の完成記者会見では、「私の“恋の罪”でお騒がせしてどうもすいません」とコメントしたという。
そんな幸せなムードが漂う園監督だが、以前には自信の作品の強烈な暴力やセックス描写の印象からなのか、「とんでもない噂」を立てられていたそうで……。
「ヤバい人間だという噂が独り歩きしているからね。少し前は『園子温は自宅の地下室で女子高生を監禁してレイプしている』という噂があったらしくて(笑)。園子温に近づくとレイプされるらしいって、周りの女性に怯えられていました(笑)」
最新作『恋の罪』は東電OL殺人事件にインスピレーションを受けた作品だという。こちらもまた、園監督らしくセックスを真正面から描いた映画だ。
「どの映画よりも私的な部分が投影された映画です。『冷たい熱帯魚』のキャッチコピーが『園子温の最高傑作!』でしたが、今の僕にとっては『恋の罪』こそが本当の最高傑作。って、新しい作品ができるたびに思っているんだけど(笑)」
各所で激賞された前作『冷たい熱帯魚』も、埼玉愛犬家殺人事件などをベースにした作品だったが、こうした実際の事件をもとに、過剰なまでの暴力描写で人間の内面をえぐり出して観客に叩きつけるパワーは健在だ。ぜひ、劇場で“体感”していただきたい。
※その他、園監督の創作の秘密は、現在発売中のSPA!11/15号「エッジな人々」にて存分に語られている。ぜひ、ご一読を!
文/週刊SPA!編集部
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