シェアハウスだ合コンだ、と恋愛盛りの20～30代。一方で、すでに離婚したり、したがっていたり、まだ長い婚活の途中だったりの40代OVERも色恋にいそしんでいるわけで……その濃ゆ～い中身を覗いてみた ◆理想と経験のギャップによる終わりなき迷走 　もちろん、恋愛するのは自由だが、恋愛経験値の低さから現実を直視できず、理想ばかりが膨らみ、迷走する中年カップルは多い。 「以前、お見合いパーティで知り合った、地方の国立大出身で39歳の男性に富士山へドライブに誘われた。当日、レンタカーを借りる段階になって、彼がペーパードライバーだと発覚。仕方なく私が往復の運転をするはめに。運転で疲労困憊しているのに車中でいきなり迫られ、思わず拒否すると、翌日、『別れましょう』のメールが。あまりの理不尽さに悔し泣きした」（41歳・女・商社） 　思い通りにならないと、付き合いも放棄する。中途半端なプライドがなせる業なのか。 　とはいえ、相手を慮りすぎるのも問題で、「知人の47歳男性は、彼女（38歳）と5年間付き合っているが、相手が好きすぎてSEXできない。一緒に旅行に行ってもキスまで。でも、奥手というわけではなく、その間に別の女と遊んでは『本命と遊びは別！』と主張しているから謎」（42歳・女・印刷）。 　5年もセックスレス……それってそもそも付き合っているのか!? ー やっぱり［中年の恋愛］は気持ち悪かった ー