復活を遂げたカレーの名店「夢民」が、人気の「ポパイカレー」をクリスマス限定でアレンジ
長い歴史と高い人気を誇りながらも、さまざまな事情で閉店せざるを得なかった伝説の名店たち。そんな名店の中から、見事に完全復活を果たし、カレーマニアたちを歓喜の渦に巻き込んでいるのが「夢民」だ。
1975年に早稲田で創業した同店は、「やさしく包容力のあるサラサラなルゥ」「驚くほどたっぷりの野菜」という唯一無二の特徴を持ったカレーで、長らく人気を呼んできた。創業者の髙村俊男さん・知江子さん夫妻の体調の問題で12年末に一度閉店したが、10月1日にダイバーシティ東京プラザのフードコートで復活を遂げた。
復活といったって、そこまであの味は再現できないでしょ?と思うなかれ!
「この店では髙村さんご夫妻直々に調理の指導をしていただき、門外不出だった夢民のレシピを正式に受け継いています。注文後に1人前ずつ調理を行う作り方も昔のままです」(同店広報担当者)
●インド式カレー夢民
住所:東京都江東区青海1-1-10 ダイバーシティ東京 プラザ2F
電話:03-6457-1141
営業時間:10:00~22:00(21:30L.O.)
年中無休(ダイバーシティ東京の営業日に準じる)
<構成/日刊SPA!編集部>
そう、正真正銘、創業者の髙村さん夫妻直伝の味なのだ。以前から同店のファンだった記者も「ベーコンエッグ野菜カレー」を食べてみたが、これは確かに夢民の味! ふわっふわの卵や、みずみずしくシャキッとしたキャベツの食感は昔のまま。後からじわじわ効いてくるスパイスの中毒性や、不思議とすっきりした食べごたえも変わっていない。来店した元常連客からも「同じ味だ」「また作ってくれてありがとう」という声が続々と寄せられているそうだ。
伝統の味をしかと守りつつ、新たなメニューやトッピングの工夫にも余念はない。しかもこちらも髙村さんの監修なのがうれしい。
現在は、クリスマス特別メニュー「Xmasポパイチキンカレー」(1200円・税込)が1日20食限定で食べられる(12月25日まで)。人気メニューの「ポパイカレー」をアレンジし、チキン・ほうれん草・トマトに温泉卵を載せたクリスマスカラーな一皿なのだ。こちらも夢民ならではのスパイシーな香りが鼻に抜け、温玉をくずせばまた違った味わいに! 長年のファンだったひとも初めてのひともぜひ夢民の最新の味を体験してほしい。
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