「ミス日本2016」ファイナリストたちの水着姿を一挙公開
日本を代表するビューティーページェント「ミス日本コンテスト2016」が25日、都内にて開催され、慶応義塾大学2年の松野未佳さんがグランプリに輝いた。2,804人の候補者の中から、13名のファイナリストが最終審査に進んでいる。
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今大会のテーマは「行動する健康美人」。着物、ドレス、水着でのウォーキングおよびポージング、自己PR、質疑応答を経て、審査員の投票制で最終審査が行われた。維新の党・代表の松野頼久氏の娘である松野未佳さんは、質疑応答で「少子高齢化をどう考えるか」について聞かれると、「子どもを産んでしまうと仕事がしにくくなるという不安が女性にはある。その不安を取り除くために、育児休暇をとりやすい制度を一丸となって作り上げることが必要だと思います」と、政治家の娘らしく落ち着いた表情と声のトーンで話していた。
小さい頃に祖父の姿を見て政治家に憧れた松野さん。「地元の熊本で、みなさんが祖父に親しみを持って集まってくる様子を見て、愛されているな、ああいう人になりたいと思っていました」ときっかけを告白。受賞後には「政治家は憧れの職業であることに変わりはないのですが、1年間たくさんの人と関わって話を聞いて、自分なりに何をしたら人の役に立てるのか考えたい。ミス日本はいろんな分野でのお仕事ができるので、多くのことを学びたいです」と笑顔で語った。
ミス日本の歴史は戦後の1950年に遡り、日本とアメリカの友好親善を図る女性親善大使を選ぶことを目的に開催されたのが始まりだ。第1回の受賞者は、のちに映画女優として一世を風靡し、昭和の美人の代名詞となる山本富士子。その他にも、タレントの藤原紀香ら多くのミス日本が各方面で活躍している。
なお、「準ミス日本」には谷本英理子さん、「ミス着物」には織茂璃穏さん、「海の日」には杉浦琴乃さん、「みどりの女神」には飯塚帆南さん、「水の天使」には須藤櫻子さんがそれぞれ選出された。須藤さんの夢はアナウンサーになること。現在は民放キー局のアナウンススクールに通い、人に伝える技術を学んでいるという。彼女たちにとって、夢への第一歩となることを祈りたい。
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<取材・文/北村篤裕 撮影/西田周平(24dakun)>
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