千原ジュニアがトイレでふと思った「目黒と目白」にまつわる話
千原ジュニアの自室のトイレには一冊の黒いノートがあり、ふと頭に浮かんだことを衝動的に書き殴る習慣があるという。そのノートをもとにジュニアの思考をひもとく企画「すなわち、便所は宇宙である」は現在も週刊SPA!本誌で好評連載中だが、その書籍化シリーズ最新作『このたび、便所は宇宙である』が20日に刊行される。
今回はシリーズ最新作の発売を記念してその一部を先行公開。ここでは、「ジュニアがトイレでふと気になったこと」について紹介しよう。
まあ便所で思うようなことですから、それを承知のうえでお聞きください。
目黒と目白って、すごいコンビみたいな地名やのに、距離的には離れすぎてない?
何か、もうちょっと近くでやりくりしてくれたらいいのにって思います。
こういう気になることってほかにもあります。
雑誌を頭から読んで読んで、中盤にさしかかったところでやっと目次が現れます。
いや、遅いて(笑)。
『SPA!』でも、20ページ目くらいに、やっと目次です。
何か、だいぶ品数出てきてからメニューを渡される、みたいな。
朝飯前という言葉を辞書で調べると、【きわめて簡単なこと。非常に容易なこと】とあります。
いや、朝飯前にひと仕事するの、まあまあ大変じゃないですか?
早起きするために前の晩は早く寝て、早起きして。そもそも腹は減ってるし、そんななかのひと仕事は大変です。
言葉の意味を考えると、“朝飯前”じゃなく、“晩飯後”が正解だと思います。
腹いっぱいなら、パパッとひと仕事できますから(笑)。
あと、“食いしんぼう”は辛抱してません。
飛行機に乗ってて着陸する際、「当機は10番スポットに入ります」というアナウンスがあります。あれを言われたところで、
「10番スポットか……」
「えー、6番スポットちゃうの?」
とは、なりません。
あれは一体、誰に向けてのものなのでしょう?
ボックスティッシュを見たら、【360枚(180組)】と書いてありました。
いや、そこは【180枚】の表記でいいはずです。
ティッシュを剥がして使う人はいないでしょうし、多くあるように言いたいだけなのでしょう。その理屈で言うと、
【靴下6足1000円(3組)】
と表示されているようなものです。
いや、誰が片方だけ靴下はくねんっていう。
以上、便所で思いついたことでした。
20日に発売される『このたび、便所は宇宙である』にはこのようなお話が100本収録。また、単行本だけの特別付録である「東野幸治との連れション対談」も掲載。「結婚できない男」と言われ続けた千原ジュニアの独身→新婚時代の「知られざる変遷」がすべてこの一冊に詰まっています。
『目黒と目白』
『これにて、便所は宇宙である』 千原ジュニアがトイレで思いついた言葉を書き留め、その内容を語り下ろすという連載を加筆修正したシリーズ第6作にして最終巻。板尾創路との「連れション対談」も完全収録。 |
『このたび、便所は宇宙である』 書籍化第5弾。「結婚できない男」と言われた人気芸人の独身⇒新婚の日々を一挙収録している。特別付録は東野幸治との“連れション対談” |
『はなはだ、便所は宇宙である』 不惑の胸中 シリーズ第四弾 |
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