マッサマンカレーの「マッサマン」の意味って?
近年、飲食店のメニューで見かける機会が増えたマッサマンカレー。
大手飲食店のデニーズが期間限定メニューとして提供、2014年には「いなばのカレー缶」シリーズに加わり、2015年には日清がカップヌードルにマッサマンカレー味を出したことで一躍有名になった。
「世界で最もおいしい50種類の食べ物(World’s 50 best foods)」でマッサマンカレーが第1位に選ばれたこと。以降、日本国内の外食産業もこのカレーに注目するようになった。
だが、そもそもマッサマンカレーとはどのような料理だろうか。
マッサマンカレーはタイカレーの一種で、主にタイ南部で食べられている甘みのあるカレー。マッサマンとは「イスラム教の」という意味。その名の通り具材には豚肉を使わず鶏肉を使っているのが特徴だ。
2011年ごろは一過性のブームにすぎないと思われたマッサマンカレーだが、ここ一年ですっかり我が国にも定着。CoCo壱番屋の業績好調を見てもわかるように、国内のカレー市場はまだまだ拡大の余地がある。
今後、マッサマンカレーに次ぐ新たな世界のカレーに注目が集まる日が来るかもしれない。 <文/日刊SPA!取材班>
そもそものブームのきっかけになったと言われるのが、米国の情報サイト『CNN Travel』で2011年に発表された「マッサマン」って?
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