レコード、歌謡曲…“昭和の音”が今なお支持される理由
数年周期で訪れる「昭和リバイバル」ブーム。では一体、なぜ今支持されているのか? 支持している層に違いはあるのか? 昭和のそれとリバイバルとでは何が変わったのか、掘り下げていきたい。
【レコード】
「好きなアーティストがレコードを聴いていると知り、自分もと始める若者が増えているんです」と話すのは、『アナログレコード はじめてBOOK』(ステレオサウンド社)で企画、編集を担当した西澤文孝氏。「そこで爆発的に売れたのがion Archive LPです。1万円以内で買えるプレーヤーで、見た目がかわいく女性からの人気も高いですね」。
レコードに触れたことのない世代。ゆえに手引書やレコード店が開催する講座が人気なのだとか。
「針を置けば音が出ることも知らない世代ですから。でも入り口はどうであれ、店でアナログ盤を漁る、配信購入にはない手触り感も支持を集めているようです」
アーティストが新譜をレコード盤で発売する機会も増えており、愛用者も益々増えるかもしれない。
昭和の音の世界
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