海外の銀行口座で相続税逃れも可能!?
ごく普通の家庭では話題にもならないが、世のお金持ちたちの大きな悩みの種である相続税。莫大な遺産を相続する人の中には、海外の銀行口座を利用して税金を逃れる手口が横行しているという。「日本にも進出している海外の銀行口座を利用すれば、相続税なしで親の預金を子供に相続させることができる」と話すのは、中国・香港の投資事情に詳しいエコノミスト。
「海外の金融機関では、口座開設者に何かあったときのため、共有名義口座を開設することがあります。親と自分の共有名義口座をつくり、親が亡くなったら親を名義人から外し、自分の子供などを名義人に加える。すると口座に入っている資産は、そのまま自分と自分の子供が利用できるんです」。日本の銀行口座には、本人が死亡するとすぐに連絡が行くが、海外の金融機関はなかなかそこまで調べられない、ということらしい。
「富裕層の間では、ごく普通に行われてきた方法です。問題は日本から海外に現金で持ち込む必要がある、という点ですが……」(同)。日本に支店を持つ銀行なら、コンビニで預金を下ろせるところも。我々には縁のない話ではあるが、持っている人はいろいろ頭を使っているようだ。
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文/週刊SPA!編集部
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