更新日:2024年02月01日 11:05
ライフ

肉体改造ではケアできない!酒量に関係なく日本人の3人に1人が肝機能異常の事実。その対策は?

提供元:カゴメ

 最近は、肉体改造による見た目の若返りはもちろん、ネイルケアやエステに通う中年男性が増えているという。見た目のケアは悪いことではないのだが、そればかりに関心がいって、カラダの中で静かに起きている怖ろしいことにもケアが必要なことは、ご存じだろうか?

モテたいから肉体改造してるわけじゃない!健康のためにやってるんだ!という人はカラダの中もケアして!

 例えば、いつのころからか健康診断や人間ドックの結果で当たり前になっている肝臓の数値異常。「γ-GTP」「ALT」「AST」といった肝臓の数値に、何かしら指摘を受けている人は多いだろう。それもそのはず今の日本では、肝機能異常は肥満、高血圧を抜いて、生活習慣に関わる異常の第1位。人間ドック受診者の3人に1人が肝機能に異常を抱えているという(※1)。  とはいえ自分は酒量も少ないし、そもそも肝臓の数値異常は指摘されていても、健康にはそこそこ気を使い、肉体改造にも取り組んでいるから大丈夫!と油断している人は要注意だ(酒量が多い人は当然、要注意!)。  確かに飲酒が肝臓にかける負担は大きいが、飲酒以外にもストレス、睡眠不足、大食いなど、さまざまな生活習慣を続けていることで、気づかないうちに肝臓には大きな負担をかけている場合があるのだ。

みんなが肝機能異常なら怖くない、は危険!

 日本人間ドック学会の調査によれば、肝機能異常を抱えている人は年々増加傾向にあり、30年前に比べて約3倍にまで拡大しているという。そもそも肝臓は「沈黙の臓器」と言われていて、初期段階では多少の不調があっても症状がなかなか現れない臓器。症状が末期にならないと自覚症状が出にくい。脂肪肝、高血糖、脂質異常など、気づいたときには手遅れということも多いそうだ。  そうならないためには、肉体改造ではなく食生活そのものの改善が必要。そのために、1つは肝臓に負担がかかる油っこい食べ物、菓子類、肉、卵、小麦粉などは意識的に控え、肝臓を休ませる食事を心がけること。もう1つは肝臓ケアをすることだ。 ◆美容だけじゃない! 肝臓の解毒にも効果を発揮するブロッコリースプラウト  なかでも肝臓ケアに最適と注目されているのが、スーパーフードとして話題のブロッコリースプラウト。美容にいい食べ物として、男にはあまりなじみがないが女性には大人気の野菜だ。

ブロッコリースプラウト1・5パック分がこれ。スルフォラファンが多いブロッコリースーパースプラウトは1パック200円ぐらいでスーパーで売ってます

 見た目は弱々しいカイワレにしか見えないが、ブロッコリーの新芽であるブロッコリースプラウトに多く含まれているスルフォラファンという成分には、体内の解毒酵素を活性化し、肝臓の解毒力を高める働きなどもあることがわかっている。  ブロッコリーでもいいのでは?と思いがちだが、ブロッコリースプラウトに含まれるスルフォラファンの量は、成熟したブロッコリーの約20倍(ブロッコリースーパースプラウトの場合)。スルフォラファンの1日の摂取目安量は30㎎(※2)なので、ブロッコリーなら約1株分、ブロッコリースプラウトなら1.5パック分に相当する(※3)。人によって、どちらが食べやすいかは異なるだろうが、ブロッコリーを1つ食べるよりもブロッコリースプラウトのほうが食べやすそうではある。それでも1.5パックはなかなか食べるのは大変だ。もっと手軽に効率よくスルフォラファンを取り入れたいなら、サプリという手もある。

健康のためにブロッコリースプラウトを食べるしかないんだね?

 しかもスルフォラファンには、肝臓の解毒力を高める働き以外にも、悪酔い軽減、抗酸化などにも効果が期待できるという。日本人の3人に1人が異常なんだから肝機能異常って普通では?と思わず、今すぐ何かしらの対策をすべき。肉体改造もいいがカラダの中もケアも必要だろう。気づいたときには病院のベッドの上で手遅れ、なんてことにならないようにしたいものだ。 <取材・文/日刊SPA!取材班> ※1 公益社団法人日本人間ドック学会 2014年「人間ドックの現況」 ※2 スルフォラファングルコシノレートとして ※3 米国BPP社、カゴメ調べ​ ●スルフォラファンの詳しい説明はこちら 提供:カゴメ
おすすめ記事
ハッシュタグ