30代で風俗にハマった男の転落劇
2歳のカワイイ娘に姉さん女房。大手電気メーカーの営業マンという安定した仕事もあり、一見絵に描いたような幸せな人生を送っている田中利治さん(仮名・32歳)。だが、彼には、どうしても止められない悪癖がある。
それはズバリ、風俗通いだ。「深夜11時頃に仕事が終わったら、どこかのホテルにデリヘル嬢を呼んで、2~3時間寝たら始発で帰ります。平日は、2~3日に1回はこうした風俗遊びを繰り返していますね。休日は仕事を称して、朝から晩まで連続3軒ぐらいハシゴすることもありますね」驚くべき性欲の強さ……。
「実は、以前はまったく風俗に興味はなかった」という彼が風俗にハマったきっかけは、妻とのセックスレス。最初の子供を出産して以来、妻が急にセックスに興味を持たなくなってしまったというのだ。
「彼女は子育てで忙しくて、疲労のせいか、とにかく性欲が減退してしまったんでしょうね。ちょっと体に触ったぐらいでも『疲れてるから』って邪険に手を払いのけられるし、『私、最近、寝つきが悪くなったみたい』と言われて、寝室も別にされてしまった。『夫婦にはよくある話だ』と自分に言い聞かせていたんですけど、こんなにあからさまに避けられてしまうと、さすがに男としてはへこんでしまって……」
女性は子供を産むと、性欲がなくなる例もあるらしいが、ここまで顕著なケースも珍しいような。
「でもやっぱり僕も男だし、女性とは接点を持ちたいし、たまにはセックスもしたいじゃないですか。最初は、キャバクラに行って女のコと話をする程度で我慢してたんです。でも次第に、お見合いパブやイメクラ。そして、ピンサロと、さまざまな風俗を渡り歩くようになってしまいました」
※【後編】に続く⇒https://nikkan-spa.jp/125701
次第に普通の刺激では満足できなくなり、借金も数百万円に……
― 30代男がハマった[人生の落とし穴]告白集【1】 ―
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