更新日:2022年08月19日 10:04

私が食べさせた[激マズ料理]

【私が食べさせた[激マズ料理]】 オイシイと思ったんだけど……もはや笑うしかない(珍)懺悔集  これまでマズ飯を食べさせられた被害者談を紹介してきたが、次は自分が加害者になってしまったケースだ。 「初めてカレに手料理を振る舞った日、『やっぱり日本人は味噌汁でしょ!』と張り切って作った。でも作り方がうろ覚えだったのでので、とりあえず鍋に材料をぶちこみ加熱してみた。そして10分。具が煮えすぎてどろどろに溶け、風味はゼロ。見た目はゲロそのものだった。彼は箸をつけてくれず、飼っている猫に差し出した。が、その猫も……」(37歳・♀・看護師)。  このように初挑戦はだいたいと失敗しがち。ほかにも、 「結婚したての頃、夫の好きなトンカツに挑戦。保温性に優れ、揚げ物が上手にできるという無水鍋を使ってみた。高温にならないよう、超弱火でじっくり揚げたら、パン粉が油を吸いまくり、油を飲んでいるような代物に。夫は『こんなの食えるか!』と激怒」(27歳・♀・主婦)。  また、オリジナリティを出そうとしたが、それが逆効果なったという証言もあった。 「ほうれん草のソテーに、お酢をちょっと隠し味に入れてみようとひらめいた。が、旦那は『これ腐ってるよ』」(30歳・♀・銀行)、「仕上げにすりおろしリンゴとバナナとヨーグルトを入れてみたら、黄土色のカレーになり、時々生ゴミの腐った匂いが。カレーが大好物な彼は、珍しく無言・無表情で食べていたと思ったら、半分食べたところで、いきなり『ごめん、無理』」(37歳・♀・デザイナー)など……。     一方、自分用に作ったご飯がまず過ぎて、自分を責める人も。 「2年ぶりに、大鍋いっぱいに鯛のあら汁を作ってみた。しかし、臭みを取る作業を忘れてしまい、台所の隣の寝室まで魚の生臭が充満。味は言わずもがな。捨てるのも忍びなかったので、3日間、苦しみながら過ごした」(29歳・♀・出版)。楽をしようと大鍋に作ったのが、逆に裏目に出たようだ。 次も、もったいない気持ちが仇になった例。 「突然ラーメンが食べたくなり、インスタントの塩ラーメンを買ってきた。冷蔵庫のキャベツを使いきりたい気持ちを抑えられず、麺の塊以上の量のキャベツを投入。卵も入れた。すると完全に汁気が飛んでスープの味も薄まり、キャベツと麺と卵の塊を食べているような感じに。当然、量も2倍に膨張。満腹なのに『麺が伸びるから』と無理して完食したら1.5kgも太った」(25歳・♀・派遣)。  ご愁傷様です……。 ― 実際に食わされた[激マズ料理]品評会【3】 ―
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