更新日:2017年06月23日 20:26
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コンビニ店員はパンク寸前…便利な新サービス続々で悲鳴

「ブラック企業」は数多いが、時にそのブラックさは、「過剰なサービス」が要因となっていることがある。モンスター客や取引先の過剰要求、便利すぎるシステムなどでパンク寸前の現場の悲鳴に耳を傾けてみた!

新サービスがトラブルに!大口客もダメージになる

コンビニ

※写真はイメージです

 24時間営業・年中無休を軸に、もはや便利の集合体と称しても過言ではないコンビニ。最近は専用車でお弁当やお惣菜の宅配サービスも開始している。 「特に独居老人は寂しがり屋だからか、何かと長居しちゃう。なかには『盛り付けして食わせろ』なんて求めてくる方も……。本来は配達の時間帯は決まってたのに、相手の時間に合わせることも増えてきました」(コンビニ店長)  また、老若男女に便利なのが宅配便の店頭受け取りサービス。しかし、倉庫にも対応する人員にも限りはある。 「お中元・お歳暮シーズンはバックルームまでパンパン。それに加えてメルカリなどのフリマアプリブームですね。大量に持ち込まれると、お客さま一人で10分以上レジを独占されます。入れ替わりの激しいバイトにマニュアルを教えるのも結構な手間です」
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配送伝票の記入ミスなど、地味にトラブルが起きる…
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