匿名性のネットだから書ける欲望が渦巻く禁断の世界!
―[[素人エロ小説]のスゴい中身]―
【禁断】
匿名性のネットだから書ける欲望が渦巻く禁断の世界!
ネットのエロ小説は「匿名性」を利用して、日常ではありえない禁断の世界を描く作家も多い。普段はOLをしているmikikoさんが禁断の「レズ」を描いているのが『Mikiko’s Room』だ。
《優しくキスをするように互いの陰唇を合わせた。2人の膣液に濡れた陰唇は糸を引いて交わり、やがてそれはディープなキスに変わる。由美は、美弥子の陰唇の形を自らの陰唇で確かめるように、ゆっくりと動いた。美弥子が尻を上げてくる。もっと強く擦ってほしいのだ。「美弥ちゃん、どうしてほしいの?」「もっと、もっと」
「もっと、どうするの?」「もっと、もっと強く擦って!」》
同サイトは運営一年ながら、女性の排泄行為までも丹念に描く。好事家の諸兄はぜひ。続いて紹介する『袋綴じ恋愛ブログ』でも、シングルマザーの管理人がブログで、主人公の舅が実の娘と繰り広げる禁断の近親相姦を描写ッ!
《あの白く柔らかい肌が紅く染まり、ピンクかがったヴァギナが熱を帯び濃く充血する。《中略》「麻衣っ、麻衣子。イクよ!ほらパパのがいっぱい出るよ」。気色の悪い声の後「うっぐっ」と篭った声をあげる舅。あぁ、また舅は娘のアナルに射精したのだった……》
主観が娘目線、父(舅)目線と何度も入れ替わるが、作者は、プロ作家志向なだけあり、描写は正統派だ。次の『好きだからやめられない、ありえないこの関係』もプロ顔負けの表現力の高さに注目。36歳の熟女が、16歳の甥っ子に手を出す物語である。
《「お、おばさん……いきなり」。「フェラチオ、初めてでしょ?」。私は、唇で甘噛みするように亀頭下の括れを強く啣えた。そして、頬をすぼめながら、そのまま強く吸引し、ズズズズ~という感じで根元まで飲み込んだ。「アアアアアアッ、き、気持ちいいです、それ」。 航平は犬が遠吠えをあげる時のように仰け反ったのだった……》
己の密かな欲望をテキストで再現しているため、生々しい作品が目立つのである。
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